あらすじ
40万部突破の大人気シリーズ!
「心神喪失者の行為は罰しない」
刑法第39条vs連続殺人鬼
救うべきは誰か。
凄惨な殺害方法と、稚拙な犯行声明文で世間を震撼させた「カエル男連続猟奇連続殺人事件」。事件のキーマンである有働さゆりは医療刑務所から脱走し、行方知れずのままだった--。
その頃、精神疾患を抱える殺人犯を無罪にした人権派弁護士が何者かに殺害される事件が発生。遺体のそばには、あの稚拙な犯行声明文が残されていた。捜査一課の渡瀬と古手川はカエル男の犯行を視野に入れて捜査を進めるも人権派弁護士の殺害は続く。これまでと異なる動きを見せるカエル男に翻弄される渡瀬は、ある人物からひとつの提案を受け……。
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Posted by ブクログ
◯カエル男事件は、カエル男だけが悪者?
凶悪な連続殺人鬼カエル男に翻弄される社会や警察と、それを追う刑事の話。殺人の描写がリアルすぎて、気持ち悪いくらい。言葉だけでここまで死体を想像させられるのかと思う。
しかし、その凶悪さやグロさだけがこの本の面白さではない。その事件から見えてくる社会の闇や矛盾、そしてもどかしさ。特に刑法第39条の絡んだ事件では、被害者が感じる理不尽さやそれに対する社会からの批判。この問題は難しい。日本の法律では、思想ではなく行為を罰する責任主義が採用されている。しかし、精神疾患があると認められる者は、責任を取り得ないため処罰できない。この考え方は精神障害者の人権を守っているが、被害者遺族の感情からすると理不尽。被害者と日本の法律で、それぞれ正義が違い、苦しい。どちらも理解できるが、、、。
とはいえ、カエル男の有働さゆりは、やったことは最悪だが、その境遇はむごい。実の親から性的暴行を受けると、一生苦しむんだな。本当に有働さゆりだけが悪いのか。いや、その親が悪いだろ。人を壊した親が。そんなことを考えさせられる本。
でも、渡瀬警部がかっこいい。
Posted by ブクログ
あー!やってしまった。
『嗤う淑女二人』読まなあかんって聞いてたのに、最後まで読んでから思い出した笑
カエル男のラストは思っていたよりあっさりしていた印象。
嗤う淑女二人読んでなかったからかな
とても悔やまれる
今度、岐阜県の下呂温泉いくんだけど、中山七里さんの故郷『中山七里』へ立ち寄りたいと思っています♪
楽しみー
Posted by ブクログ
Audibleにて拝聴
ついに完結!
教授は相変わらず胸くそ。
さゆりについては、やっぱり切なさというかやり切れなさが残った。
刑法39条は悪用含めて難しすぎる問題。自分や周りの人間の立場によって、その是非が完全に変わる。
中山七里さんの著書を沢山読みたくなりました。楽しみ!
Posted by ブクログ
オーディブルにて傾聴。
綺麗に終わらせた印象はあるが、物足りなさを感じる。カエル男2作、嗤う淑女シリーズを読んでから、読んだのでわからないでもなかったが、あっさりしていた。
1作目のなんとも言えない粘っこさみたいな、不快な気持ち、でも気になるようなラストではなかった。
Posted by ブクログ
連続殺人鬼カエル男シリーズようやく読み終わったと思いきや「〜ふたたび」を読み飛ばしていた…笑
最初の衝撃的な殺され方と犯人がわかったところがいちばんの見どころだったかなと思う。
すごくあっさりした終わり方だったし、嗤う淑女シリーズもあまりすっきりした終わり方じゃなかったためどこかモヤモヤしてしまった。