【感想・ネタバレ】この星のソウルのレビュー

あらすじ

李朝最後の王高宗は、閔妃を日本人に斬殺され、息子をロシア語通訳に毒殺されかかりながらも強かな抵抗を続けた。日本統治下の作家や詩人、語り手の中村をガイドしてくれた在日の女子留学生。儚い生の連なりが、激動の朝鮮史を織りなしてゆく。過去を掘り下げることによって未来を見晴るかす視野を開く刺激に満ちた歴史長篇。

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Posted by ブクログ

中村直人の思い出として、韓国・朝鮮に関わった事柄を述べられていく。ソウルについての文学ムックを書くための取材で二泊三日で韓国に行った。その時現地の案内役として在日二世の女性に案内してもらったこと。そして、韓国の開国から韓国併合までの三十四年間と、そして韓国併合から解放までの三十五年間、解放から戦乱、分断、軍事独裁などの三十五年間の出来事を歴史小説風に描く。特に高宗、閔妃、純宗、などの話と当時の出来事が書かれる。

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2024年12月28日

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