【感想・ネタバレ】小説にできることのレビュー

あらすじ

第一章 小説にはなんでもできる(技術篇)/第二章 小説にはなんでもできる(内容篇)/第三章 小説は道徳にとらわれない/第四章 小説は人間の多様性を描きわける/第五章 小説はダメな人間を輝かせることができる/第六章 小説は空想を描ける/第七章 小説は時代を描くことができる/第八章 小説は理想を託すことができる/第九章 小説は美を追求することができる/第十章 小説は人を励ますことができる

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Posted by ブクログ

ネタバレ

今まで読んでこなかった新書を読んでみようと思って、読みやすいと聞いたちくまプリマーから小説が好きだからという理由で選んだ一冊。

砕けた文章で書かれていて本当に読みやすい。
スルスル読める。

当たり前のことを改めて気付かされて小説家の先生方への感謝や尊敬の気持ちが溢れてきたし、これからはもっと大切に読もうと思った。
私は分析や考察が苦手でいつも感覚で楽しんでいるけれど、もう少し深く小説のことを考えるきっかけになったかな。

初めて読む新書に選んでよかったなぁと思う一冊だった。

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2026年02月08日

Posted by ブクログ

ネタバレ

小説に興味をもたせるための本である。子どもでは少しむずかしい本もあげているが、この本を読んだ子どもはきっと読むと思われる。

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2025年07月21日

Posted by ブクログ

ネタバレ

私はなんのために読書をしているのだろうか。何かを学ぶため?当初はそうだったかもしれない。そのためにビジネス本や自己啓発本、新書などを読み漁った時期もある。
今でもそういった本を読まないわけではないけど、頻度はかなり減ってしまった。そのぶん小説を読むようになった。
小説を読むのは楽しい。SNSで読んだ本の感想を言い合うことも、読書会でもお互いに読んだ小説の話をするのも楽しい。学ぶために本を読んでいた頃はそういうことがなかったのもあって一層そう感じるんだろう。
しかし本当にそれでいいのか?読書界隈では「学びのない読書は無意味」という意見も少なからずある。それに対して私自身若干の罪悪感は抱いている。もともとは学びのために本を読み始めたからというのもあって。
今に至って私は「読書に学びはあってもなくてもいい」というどっちつかずな意見を持っている。究極的に言うと他人の読書感なんてどうでもいいのだ。自分がそのときどういう意識で読書に向き合おうがその人の勝手。勉強のためでも娯楽のためでもどうだっていい。私には関係のないことだ。
それでもやっぱりちょっとの不安は残る。こんだけ「興味ないね」みたいなことを言っておきながら心の底では「何か得るものがないとマズくね?」とも思っているのだ。小心者と言うかなんというか、自分が情けなくなるがそうなんだから仕方がない。
はい、ここまでが前置きです。長いね。この本の内容とはまったく無関係な自分語り。でもこれが私がこの本を手に取ったきっかけの一つ。要は小説ばかり読んでいていいのだろうか?というちょっとした不安である。
結論から言うとこの不安はこの本を読んで解消できたわけではない。根本的な勘違いだったのだけど、この本のタイトル『小説にできること』の意味は「小説が私たちに対してできること」ではなく、「小説という文章体系のなかでできること」という意味だったのである。日本語って難しい……。

まぁ私の本来の目的とは違ったけど、おもしろい本でした。
小説ってそもそもなんなの?という話から始まり、小説は自由である、じゃあ小説の定義って?という問答や、すでに我々が読み切れないだけの小説があるのだから、これ以上小説は必要ない。という否定しようにも否定できない残酷な事実を突き付けられたりしながら小説とは一体なのなのかを突き詰めていく。
どちらかと言うと小説を書くことを生業にしている人たちがそれに悩んだときに読むべきものなのかなぁという印象。私みたいに読むだけ、消費するだけの人間にはなんだかもったいない内容だったなぁ。

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2026年10月12日

Posted by ブクログ

ネタバレ

以前、自己啓発書しか読まない人から『小説読んで何の役に立つの』と聞かれたことがある。役に立つも何も、読んでて楽しいから読んでいたわけだけど、小説ならではの良い点を論じてる本とかあるかしらと思ってこちらを発見。 結局『小説は色々できるんでやっぱり楽しい』という結論しか私の中では導けなかった。 この中で紹介されてた幾つかの小説(古典から現代まで)がまた楽しそうなのでいつか読みたい。楽しいだけで十分。

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2025年02月03日

Posted by ブクログ

ネタバレ

小説という無限の可能性。

小説とは何なのかを語る本。形式や内容、その性質、意義などを例を示しながら語っている。作者と主人公の関係や、作り話であるとはどういうことかも大事だが、もっとも大事なのは小説がどのように読まれるかだと、この本から感じた。時代を反映するのも、作者の理想も美も、すべては読み手がメッセージをどのように受け取るか、である。そこに小説の無限の面白さがある。作品研究への第一歩として、中高生に読んでもらいたい。

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2024年12月26日

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