【感想・ネタバレ】源氏物語のこころのレビュー

あらすじ

精神科医で小説家が見つけた紫式部の「ネガティブ・ケイパビリティ」とは……。登場人物のおびただしい心表現こそが名作の基本にある。全54帖の大要、主な女君25人の心、源氏の三角関係、特徴的な別れと喪失、心の不安とすれ違い……。新視点による恰好の入門書。

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Posted by ブクログ

ネガティブケイパビリティの本が面白かったのでこちらも楽しみにして購入したけど、心という単語にこだわった作品で、今ひとつまとまりが悪かった 源氏物語自体の説明もかなりページを割いてましたがもはや不要だと思うし無駄なところが多く感じて、満足度は低かった

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2025年02月09日

Posted by ブクログ

筆名に源氏物語の2つの帖の題名をつけるほど源氏物語に傾倒している筆者の、長年の研究の成果を注ぎ込んだガイドブック。

全帖の要約に加え、筆者が特に注目する「こころ」の多種にわたる用例の解説により多層的に物語の本質に迫ろうとする試み。

未読者も「源氏」の全貌や要所がつかめ、愛読者にも新たな視点、手掛りを与えてくれるだろう。

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2025年01月04日

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