あらすじ
葬儀は亡き人のためならず。生きていく人の心をラクにする――。
愛知県・福厳寺の住職であり、YouTube「大愚和尚の一問一答」で人気の大愚和尚が、はじめて「死別」との向き合いかたをアドバイスする一冊。
家族だけのシンプル葬儀、樹木葬、ペットと入る墓、海洋散骨、墓じまい……
こうあるべきにとらわれない「おみおくり」を選択するとき、
見送る人も逝く人も納得するためにはどうすればよいのでしょう。
「お金をかけずに気持ちをかける」供養はあるでしょうか。
選択肢の増えた弔いの儀式から供養のありかたまで、
亡き人と向き合うことが、残された人が未来を生きるうえで
大切な癒しになることをやさしい言葉で語りかけます。
「墓じまいしたら、祟られませんか?」
「ペットと永久に眠りたい」
「簡素すぎる葬儀を後悔」
「散骨してと親は言うけど……」
――YouTubeで4000人が解答を待つ人生相談、本書では「おみおくり」に関するモヤモヤ悩みに答えます。
感情タグBEST3
Posted by ブクログ
1人で墓に行って話を聴いてもらう。何も言わないけど話はくらでも聞いてくれる。自分と向き合う場所
仏壇は寺のミニチュア版 心の内と向き合う装置
悲しむ時間はありがたい時間
追善供養の大きな恩恵として、法要のたび家族があつまり家族であることを再認識しバランスを整えていく。
忌日法要や毎日仏壇、定期的なお墓参り。祈る、祈り続けることは「自分に律します」と誓いを立て続けること。祈るたびに心が浄化されていくという感覚を知って入るひととそうでない人の差は大きい。
葬儀は自分のためのもの