【感想・ネタバレ】名探偵の顔が良い―天草茅夢のジャンクな事件簿―(新潮文庫nex)のレビュー

あらすじ

ある日、職場で不可解な殺人事件に巻き込まれた潤子。事情聴取後、日課のジャンク飯を食べに向かうと、なんとそこには愛しの推し・天草茅夢(あまくさちむ)の姿が! 突然の出会いで興奮収まらぬ中、ジャンク飯への愛で意気投合した二人。事件のことを打ち明けると、彼は目を輝かせ推理を始めた。う~ん、この探偵、頭も良いけど何より“顔が良い”。推しが探偵で、助手が私の新感覚タッグミステリ!

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Posted by ブクログ

ネタバレ

連作短編ミステリ。
要素盛りすぎジャンクな事件をジャンクフードを食べながら芸能人の推しが推理。

主人公と推しがたまたま出会って、推しが推理して事件を解決。

①やみつき天誅
被害者は闇月邸の主。庭園の片隅で、金属製の鋭利な半円の装飾〈半月〉に喉を刺されて死亡。
しかし、死因はトリカブトの毒。死後に喉を装飾で切られていた。
空の下の密室(外部からは入れない)。
被害者から、口臭対策のガムのような匂い。タバコの匂いもした。

被害者は、庭先に生えている香草(ミント)を食べる習慣。タバコの匂いを誤魔化すため。被害者がミントを植えた。被害者は勝手口から外に出てタバコを吸って帰ってくると、室内を通って玄関に鍵をかけて、外に出て、庭先でミントの葉を噛んでから門の外を散策して口臭が消えるのを待つ習慣があった。
犯人はその習慣を利用。
トリカブトの葉を切り、形を合わせ、植物性のノリで重ね合わせた。

犯人は家庭教師を教えていた清奈。アリバイのため授業中、窓に付いた蚊を追い払うふりをして窓を叩いた。それで、立てかけておいた〈半月〉が落ちる。
家紋を刺すことで、闇月家が被害者の手から解放されることを闇月家の人に知らせたかった。父親じゃない、あんなの。

外のミントを食べる習慣てのがピンと来ない。わざわざ外の葉を食べる人いる?
トリカブトをミントの葉の形に切って、ミントだと誤認させるのはなるほどと多少は思ったので許す。


②双生児が多すぎる

被害者、小説家。

二組の双子が同じ会員制のホテルに。  熱烈なファン。
クレーマー。

被害者の傍に「双子」の文字。被害者、日本語できないはずだが。

第一発見者の翻訳者も実は双子だった。
編集者と翻訳者。


被害者、兄がいた。
自分は体がでかいからXXL
兄は小さいからXXS
双子の字にそれが隠されてる。字を足して違う文字に見せかけた。
 
兄、被害者のカバンに隠れて来ていた。

色々とツッコミどころはあるが、双子の中にXXSがあるのは、多少なるほどと思った。


③華麗なる降霊

降霊術バー。

芽衣、降霊術士。

香代を降霊させる。
かつて自殺した。

「裏切り者に死を」

かつて香代、服毒死。チョコレートに毒。

成宮、降霊会後、逃げるようにトイレに。

5階のトイレから脱出?
成宮、脱出王と云われていた。
裏切り者と言われ、ビビって逃げた?
それで頭を打った?

成宮、亡くなってた。

芽衣、香代だった。
成宮、香代の顔を見てびっくりして逃げた。

「芽衣さん」ではなく、「姉さん」と言ってた。

トイレに逃げたのではなかった。鏡。
アリバイ確保のため。マスターが犯人。

香代、死亡。心中?

ビビって逃げるところと、鏡のところがうまくいきすぎな気がする。

Nのマーク
ミッシングリンク?

④ミッシングリンクを探れ!

「Nを終わらせる千駄木で」
脅迫状?

主人公、実は調査していた。

一件目はN徽章会員の他殺(闇月)。
2件目はN徽章の会員の泊まるホテルで無関係な人物の他殺(双生児)。
三件目はN徽章会員による無理心中(降霊)。

今まで推理してきた推しが関係?

〈Nファミリ〉
ネニ事務所

ミッシングリンク、王子の存在。

犯人は王子を、殺そうとしていた。
王子と、一緒に事務所の入所試験を受けた同期。

〈Nファミリ〉、王子のプライベートをきり売りする違法なクラブ。


全体的にトリックが雑だが、ジャンクフードもそういうものなので、ありかな?

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2026年04月21日

Posted by ブクログ

ネタバレ

イケメン×名探偵好きなので、ジャケ&あらすじ買い。正月の帰省のお供にしました。

とても連ドラ向きだなぁという第一印象。
その場合王子はやはりあのアイドルグループかな?と思いながら読んでいたところで徐々に雲行き怪しくなってきた(笑)アイドルグループにはオファーがいかなそうだ…。

短編なのに序盤はなかなか入り込めず進まず…。1話目は主人公の背景も、ストーリーの雰囲気も分からず、「いやいやいや無理じゃないの?」となり、2話目は面白いけど状況整理に混乱し、個人的にはカレーあたりから入り込めました。王子と王妃の霞がかった姿が徐々に見えてきて真相が知りたい!と後半は楽しく一気読み。組み木パズルみたいなストーリーの作りだった。不安を払拭してくれてよかった(笑)安心して推せるね。

ダミー推理が多いけれど、ダミーと見せかけて真相だったりするのでは…?といい期待の裏切りを楽しみにして読んだ。

ジャンク飯が都度出てくるので、夜に読むのは要注意です。
しかし主人公うらやましすぎないか…!!
推しで満たされる生活!!!
推しと食事とか味しないだろう!!
続編出そうだけど、推しとくっつくようであればなんだかそれは違う!!(というかただの嫉妬だが)と思うので、推しは推しのままでいてほしい。個人的に恋愛モノが苦手なのもあるんだけど。いや、でもくっつきそうだわ…。

連ドラ化したら見たい。

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2025年01月04日

Posted by ブクログ

ネタバレ

潤子さんの本来の職業の方が気になって事件どころではないという。
事件のトリックが現実的ではないから余計か。
ツッコミどころが多い多い。
まあその謎解き自体が「真実」とは限らないのだが。
だからツッコミどころのある謎解きでもいいのかもしれない。

最後に一気に集約される構成は面白かった。
潤子さんの本来の職業もそれかー!となったし。
ちゃんと巨悪も逮捕されたし、それはよかったのだが、他はツッコミ入れたくて仕方ないという。
最後の事件はさておき、それまでの事件は真面目に考えすぎず、様々な推理を楽しむ系かなと感じた。

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2024年11月15日

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