【感想・ネタバレ】NHK「100分de名著」ブックス マーガレット・ミッチェル 風と共に去りぬ 世紀の大ベストセラーの誤解をとくのレビュー

あらすじ

「世紀のロマンス小説」ではない?

20世紀のロマンス小説として知られる大長編『風と共に去りぬ』。しかし、原文を精緻に読むと、その本質が「恋愛」ではないことがわかるという。「ヒロインは二人いる」「実は戦争小説である」「ディストピア小説としても読める」「養護と扶養という視点で読むと面白い」――。翻訳を手がけた著者だからこそたどり着いた、実に多様な読み方を味わう。Eテレ「100分de名著」テキストに、特別章・ブックガイドなどを大幅加筆のうえ、書籍化。

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Posted by ブクログ

さらっとしか読んだことがなかった本作だが、スカーレットとメラニーの友情、レッドバトラーの愛、また南北戦争に敗れた南部を襲う苦難とKKKの台頭など、いくつものテーマが織り交ぜられた名作だと再認識。

スカーレット・オハラの "Tomorrow is another day." (明日という日は今日より必ずいい日にしてみせるわ)こそが「風とともに去りぬ」のキーワード。

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2025年02月09日

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