【感想・ネタバレ】廃遊園地の殺人のレビュー

あらすじ

失われた夢の国へようこそ
巨大すぎるクローズドサークルで連続殺人発生!?

衝撃の全編リライト! 待望の文庫化!!
銃乱射事件で閉鎖された遊園地・イリュジオンランドへ、廃墟コレクターの資産家・十嶋庵が二十年ぶりに人々を招く。廃墟マニアの元コンビニ店員・眞上永太郎をはじめとした招待客が、廃園の所有権を賭けた宝探しに挑戦する最中、串刺しになった血まみれの着ぐるみが見つかり……。驚愕の廃墟×本格ミステリ長編! 文庫版あとがき収録。

【目次】
プロローグ
第一章 失われた夢の国
第二章 着ぐるみに死す
第三章 燃える迷宮
第四章 事件は巡る、星は回る
エピローグ
文庫版あとがき

カバーイラスト/Add your name
カバーデザイン/坂野公一(welle design)

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Posted by ブクログ

ネタバレ

廃墟好きだから設定が好みだった
人物名覚えるのにちょっと苦戦したから、ちょこちょこ人物一覧みて「あ、そうだよね、その人だよね」って確認しながら読んでた。

伏線回収はなるほど〜って感じだったけど、爽快感は個人的にはあんまりかも?
でも次作も読みたい!と思ってるので楽しみ。

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2025年12月02日

Posted by ブクログ

ネタバレ

約3年前に刊行された作品の文庫版ですが、作者もあとがきで書いていますが、ほぼ書き直しという全面改訂版だそうです。登場人物の何人かは複雑で読みにくい名前が読みやすい名前になっていました。基本的な内容は変わっていないのですが、シリーズ化するための工夫が随所にみられるのと、どこがどうと言われるとあれなのですが会話の内容や複雑になりそうなところの簡潔化みたいなのがあり読みやすくなっていました。「廃墟探偵シリーズ」として年内には続編が出るという事なので期待して待ちたいと思います。

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2025年01月15日

Posted by ブクログ

ネタバレ

20年前のプレオープンの日に銃乱射事件が起こったため閉鎖され、廃墟となったイリュジオンランド。
廃墟コレクターの資産家である十嶋 庵が、廃墟マニアや元関係者9名をイリュジオンランドに招待する。
十嶋 庵は、参加者に “宝を見つけ出したものにイリュジオンランドをわたす” と告げる。
参加者による宝探し中に、次々と殺人事件がおこる。

遊園地って、昔はけっこうあったんだよね。どんどん減っていったけれど。
賑やかで非日常的でやや謎のセンスで。でも思い出すとちょっと哀愁を感じるような。
そんな雰囲気を残したまま廃墟となった遊園地での連続殺人。20年前の事件の謎と不可解な参加者達や主催者。
遊園地ならではなトリックや謎解きも面白くてサクサク読めました。
眞上くんも、過去に大きな秘密がありそうで、、、。

Audibleはリライトされていない単行本版なのかな。

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2024年11月17日

Posted by ブクログ

ネタバレ

パイセン本。著者初読。プレオープンの際に無差別乱射事件が起きたためにオープンすることなく打ち捨てられた遊園地が舞台。そこを買い取った富豪の十嶋庵が廃墟マニアなどを招待し宝探しの結果、見つけた人に廃墟の遊園地をプレゼントするという。そんな中で殺人事件が連続して発生するが、コンビニ店員の眞上が「廃墟探偵」となり、謎を解くミステリー。眞上のキャラがコンビニ人間の主人公と被り、コンビニ店員はこういう人が多いのか?とちょっとどうでもいいことを思ったw。最後まで飽きることなく一気読みで楽しませてもらいました。

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2024年11月12日

Posted by ブクログ

ネタバレ

20年前プレオープンイベントの最中に大量殺人事件が起こり、そのまま営業しないまま廃墟となった遊園地。その遊園地を買い取った富豪から9名の人に、その廃墟へ誘う招待状が届く。

廃墟と不気味なマスコットキャラといわく付き人物たち…色々揃った本格ミステリーなんだが、ちょっと消化不良な気がするのはなんやろ?トリックは良いが解き明かしていく過程が若干強引に思えたり、個性を書き分けてるはずのキャラを混同したり。

もうあと一押し何かあれば、大化けしそうな気配。続編が出る(もう出てる?)らしいのでそちらに期待。

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2025年06月26日

Posted by ブクログ

ネタバレ

廃墟となった遊園地に集められたメンバーが殺され、謎を解くことになる主人公たちを描いたミステリー。 そもそもの発端となった遊園地での無差別テロが起きた理由が明かされた時は、これまでのミステリーではあまり見たことがないかもと思うくらいには新鮮だったけど、他にやりようがあっただろと思わずツッコみたくなった。本筋と関係ないけど「走屋」という登場人物が主人公にやたら突っかかってた理由が明かされないままフェードアウトしてたのは一体…?

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2025年04月03日

Posted by ブクログ

ネタバレ

謎に謎が重なり気になってどんどん読み進められたのは良かった。
それと斜線堂さんの作品にしては名前が分かりやすくていいのではないのでしょうか。
売店の売野さんなどはいいミスリードだったと思う。
残念だったのは大風呂敷を広げた割に回収されていないことが多かった印象。
主人公の出自も謎だし、十嶋も謎の人物だし。
期待していた分消化不良感は否めなかった。

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2024年12月09日

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