あらすじ
早くに両親を亡くし、叔父と義妹に虐げられてきた伯爵令嬢のフィオナ。ある日、従妹にきたお見合い話を押し付けられ、無理やり家を追い出されてしまう。相手の次期公爵・セドリックは美麗で聡明だが家族にすらも冷徹で、今まで婚約者候補になった女性は全員追い返されていた。どうせ自分も追い出されるだろうと思っていたのに、告げられたのは契約結婚の提案だった!
「二年で離縁する、愛されることを期待しないでくれ」
思いがけず始まった夫婦生活だけど、待っていたのはなぜか優しく大切にされる日々で――!?
離縁予定のはずなのに、互いへの気持ちが日ごとに募ってしまい...!?
健気な伯爵令嬢×不器用な次期公爵が織りなす、むずきゅんシンデレラストーリー開幕!(この作品は電子コミック誌Berry’s Fantasy Vol. 56に収録しております。重複購入にご注意ください)
感情タグBEST3
まだここまでではわからない事がいっぱいだけど、
きっとフィオナは幸せになれると思わせてくれる始まりです。
この結婚の裏になりがあるのか、とても気になりますね。
従順な妻
旦那さまと言われた旦那さまが萌える瞬間が二人の主従関係の縮図のようだった。不遇だった主人公にはこれから幸せを取り戻してほしい。
あれ?
なんだか、思ったよりも婚家の方が優しくていい感じかも?
旦那さまも誠実な人?
とりあえず、ヒロインが辛くなければいいかな?
セドリック
セドリックはフィオナに婚約条件を告げました。それによると婚約は2年限りで、そのあとは離縁するといったものでした。でも彼女はそのことを事前に告げてくれたセドリックのことを誠実だと言いました。セドリックはこれまでにもこの屋敷にやって来た令嬢たちにも同じことを告げ、令嬢たちは婚約することなく去って行ったのですが、その令嬢たちとは違う反応の彼女に少し戸惑っているようです。早く彼女の良さに気づいて欲しいですね。
匿名
2
フィオナ・レリングは幼いころに両親を亡くしその後叔父のナサニエルにより自宅を乗っ取られてしまい以後使用人として叔父と義妹のエミリーに虐げられて生きてきた。
いつか家を出て自活していくために母に教わった刺繍を商人に売ってお金をためていたがエミリーに来た冷徹と名高い公爵跡取りであるセドリック・ウォルフォードとのお見合いを押し付けられてそのまま結婚に持ち込まれた挙句自宅を追い出されてしまう。
そんな状態のフィオナを迎え入れたセドリックはあることを告げた。
婚約には契約魔法を使用し誓いを破ったものには災いが訪れるというものだった。
今までの婚約者たちはそこで契約する前に引き返す人ばかりだったが帰る家のないフィオナはその話しぶりからしてセドリックが噂ほどの冷徹な人物ではないという気がして…。