【感想・ネタバレ】徹底攻略 JSTQB Foundation教科書&問題集 シラバス2023対応のレビュー

あらすじ

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本書は、JSTQB認定テスト技術者資格のFoundation Level試験の対策書です。同試験は、2024年11月の試験より新シラバス「Version 2023」が適用されます。本書は、この新試験に対応しています。出題内容を示すシラバスには、専門用語がたくさん出てきます。また、試験に合格するにはテスト技術だけでなく、ソフトウェアに関する幅広い知識も必要となります。本書では、専門用語をなるべく平易な言葉で解説しているほか、テスト技術だけでなくソフトウェアの基礎知識も織り交ぜながら解説しているので、初心者の方でも無理なく学習いただけます。また、本書を読み進めることで、自然と体系的なテスト技術が身に付くよう構成しています。各章末には理解度を確認するための演習問題、最終章には1回分の模擬問題を収録。「わかりやすい解説」+「豊富な問題」で、本書一冊で合格を目指せます。

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Posted by ブクログ

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1.この本を選んだ目的  
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私は直接テストを実施する立場ではありませんが、現在QAチームの管理を担当し、業務改善施策を推し進めています。
その中で、あらためてテストに関する知識体系を整理・強化しておきたいと考えました。
JSTQBアドバンスレベル資格の取得を目標にしており、その前提条件であるファンデーション資格の学習を、資格対策と実務理解の両面から進める目的で本書を手に取りました。


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2.概要
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本書はJSTQBファンデーションレベルのシラバスをベースに、カテゴリごとに重要なポイントを整理して解説しています。
各章ごとに模擬問題も用意されており、知識の確認と試験対策を並行して進められる構成になっています。


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3.感想  
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ISTQBという国際的なソフトウェアテストのフレームワークを学ぶ内容ですが、シラバスをそのまま読むのは正直かなり大変です。その点、本書は要点が整理されており、非常に読みやすく感じました。

独自の定義や専門用語も多い分野ですが、そこをしっかり押さえたうえで、自身のこれまでの経験や知識と照らし合わせながら読むことで、単なる資格学習にとどまらず、実務に活かせる学びが多く得られたと思います。

今日、テストを受けてきたんですが、「不適切なものはどれか」という問題はなく、この本のテストは、ちょっと違うかな〜という感じはうけました。実際のテストと同じような問題は少ない印象です。


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4.具体的にどのような点を学習したか?
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学習時間はおよそ10時間ほどでしたが、テストに関する体系的な理解ができたと感じています。
ホワイトボックステスト、ブラックボックステスト、アドホックテスト、リグレッションテストなど、普段なんとなく使っていた用語について、定義を明確に整理することができました。

また、同値分割や境界値分析といったテスト設計技法についても、経験的には当然のように行っていたものの、「これは教えなければ伝わらない知識なのかもしれない」という気づきが得られた点は大きかったです。


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5.具体的にどのような行動をするか?
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現在進めている業務改善計画に対して、本書で学んだ体系的なテスト知識を当てはめ、現状との乖離を整理します。
そのうえで、本来あるべきQA・テストプロセスの姿に近づけるよう、改善施策を是正・推進していきたいと考えています。

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2025年12月13日

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