あらすじ
Voicyで大人気著者の初エッセイ。
年齢、キャリア、家族、人付き合い、etc…
モヤモヤとした日常のからまりを私らしい日々に変えていく「考え方」のヒント
家事に仕事、子育て、お金、人間関係など、女性は365日やることがいっぱい。
人生が複雑にからまりあうミドルエイジという年代をいかに自分らしく乗り越えていくか――Voicyで人気の著者・尾石晴さんが、悩みながらたどり着いた“からまり”をほぐすヒントがたくさん詰まっています。
日常を大切に、無理せず自分らしく前に進みたいと願うすべての人におすすめしたい一冊です。
感情タグBEST3
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◾️覚悟を持って自分の生き方を決めたら、もうその問題は現れないが、先送りにすればするほど、何度も姿を変えてやってくるのだ。→生き方に関わる問題は姿を変えて、何度もあなたの前にやってくる。
◾️現状に甘んじず、自分ができる範囲のチャレンジをこの10年間行っていた。今が、このままは続かない。現状の延長線はないと思っていたのだと思う。時間と共に周りの環境は必ず変わる。→現状はずっと続かない、動き続けていることで安定する。
◾️やりたいには、衝動と行動の2種類がある。仕分けるには、やりたいことの企画書を作ること。必要なことを調べて書きだし、紙に落としていくと現実が見えてきて、落ち着いてくる。そしてまずは小さくやってみる。やりたい!ことには立ち止まって、深呼吸。
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よいー。はるさんのエッセイ、いつもと違った温度感で優しい。しかしハッとする。日常の何気ないところから、こんなにも貴重なあれこれを拾うことができるんだ。モヤログからはじめよう!
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ミドルエイジのあらゆる絡まりを
ゆっくり解いてといてとき解される本
玉ねぎの『芯』になる部分の核の話と、夫さんのエピソードが感慨深かった
先月から、あらゆる交渉を繰り返し週1在宅勤務する権利を獲得し、少し理想の働き方に近付けた
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ミドルエイジに向け、とっても勉強になった。心に残った言葉、これからの行動指針にしたい言葉がたくさん。
モヤモヤを大切にしつつ、少しでも毎日がほぐれていきますように。
Posted by ブクログ
Voicyで話されたことを中心にまとめて書かれた本。(Voicyで話していないこともあり)
特に印象に残ったのは、3人のヨガ講師の生き残り。(★)
今がこのまま続くと思っていないからこそ、今のうちに少しずつ「今行っていること」以外にも足を踏み入れて置く必要性をひしひしと感じた
・生き方に関わる問題は姿を変えて、何度もあなたの前にやってくる
★今がこのまま続くと思っていない、現状の延長線上にはないと思う人が、回り続けるコマになる
・林真理子「野心のすすめ」
「二十代で頑張った結果は三十代の人生に反映されるし、三十代に努力したことは四十代の充実感にそのまま比例します。四十代になってから、他人を羨ましがるばかりで「どうせ私なんかパートやるしかないじゃん••••」と怒るのは間違っているんです」
・私が提供する仕事と、相手が期待している成果の差が大きければ大きいほど、相手は"良い仕事をしてくれた”と喜んでくれる。
これが逆だと、相手は"期待外れ、がっかり”となる。
私たちは自分が期待していることと、相手が期待に応えてくれることは合致するものだとおもいがち。
しかし、そんなことはない。期待値の調整が必要
・お金は貯めるより使う方が難しい
絶対的欠乏感…最低限の衣食住にまつわる費用が足りていない
と相対的欠乏感…みんな持っているのに私だけ持っていないから不足感を感じる
どっち?
・小確幸なお金の使い方をしたい
(日常の不便や困りごとを解決してくれるための支払い)
・お金は失敗を許容してくれる
・子どもの好きを推し続ける親でありたい
・子育てがうまくいかないと思う時は、子どもの中で理不尽さに対処したり妥協点を見つけたりする力が育っているのかも
・心の一等席にいるものはなに?
・やりたいには、「衝動」と「行動」の2種類がある。
衝動とは、目的を意識せず、ただ何らかの行動をしようとする心の動きで、
行動とは、何らかの目的のために積極的にことを行うこと。
私は、やりたいと思った時には、これが衝動なのか行動なのかを仕分ける
→そして企画書を書いてみる
・忙しさに絡まっているときは、その予定は「誰のもの」なのか仕分けしてみる
Posted by ブクログ
以前は晴さんのVoicyを毎日聞いていたので、エッセイが出たと聞いて読んでみた。「からまる」という言い方が好きかと言えば、好きじゃないのだけれど、一つ一つのエピソードが面白く一気に読んだ。一生ものと思って買ったオメガを手放し、Apple Watchを愛用しているところ、一緒!
旦那さんが医者の仕事を辞めるという大きな選択とトレードオフで、時間を手に入れた。その選択が良いとか悪いとか、誰も評価できるものではない。その答えは、人生を終えるときに、自分だけの答えとしてわかる。私もあと5年したら、時短勤務に切り替える予定。周りの人が「もったいない!」と言うが、その「もったいない」って、何がもったいないの?と疑問に思う。お金?キャリア? 確かに給与は減るけれども、これから細く長く働いていくためには、自分の時間を大事にしたい。産休、育休、病気も取らずにずーっと働いてきたんだもの、ゆっくりしたいわい。
村上春樹氏のエッセイからの引用が時々あったのも嬉しかった。「小確幸」(小さいけれど確実な幸せ)のためにお金を使いたい…わかる〜!それにお金を使わずして何に使うのと常日頃から思っているから。小確幸につながる支払いは、日々の生活の心地よさを生んでくれる。
70代のお母様が預貯金に手をつけず、行きたい場所、食べたいものを我慢して、来るか来ないかわからない「いつか」を最優先しているという章では、自分の母を思い浮かべた。私の母は、そういうラストエリクサー症候群(RPGゲームにおいて、希少なアイテム温存したまま使わずにクリアしてゲーム終了になるプレイスタイル)傾向があったのだが、「お金を棺桶に入れてもしょうがないじゃん。贅沢や無駄遣いをするんじゃないんだから、自分の生活が心豊かになるようなことに使ったら?」と説得し続け、今や本当に楽しそうな日々を送っている。薄毛を気にしていたので有名メーカーのアフターケア万全のウィッグを買い(装着するととても自然で若返る。後に2個買い)、時々美味しいお鮨を食べに行き、1年に1回旅行に行き、月に1回ジェルネイル。めちゃ楽しそうな母を見て、私もうれしい。
昨今の若者は、「やりたいことが見つからない」と悩むらしい。私は晴さんと一緒で、やりたいことが多すぎて、時間がなくなるタイプ。やりたいことを紙に落として、企画書を書いてみると良いらしい。しかし、いつもやりたいことを意識し、「今年やりたい100」を日記に書いているので、それは割と無理なく叶っている。いつかの憧れ。今の小さな準備が、そのいつかを連れてくる。「いろんな行動は全て小さな点で、それがつながって線になると思う。いつか〇〇できたらいいなと思ったら、小さな1歩から始めるしかない。その1歩がたくさん積み重なってくると、いつかチャンスが来たときに今だ!と呼ばれたことがわかる。…いつか、いつかと思っているだけでなく、少しでもいいから、行動し続けていたら、そのタイミングが来たら、今だとわかって、手を挙げられるんだよ」とお子さんに語る晴さん。「やりたいと思う事は、ある。突然チャンスが来るけれど、その準備をしていないと“呼ばれた”とわからないんだよ」と。深く頷く。
■ 50代になった先輩が、昔と同じペースで、これまでやっていたことができなくなっていくのは、「時間管理が甘いからでも、最新のガジェットやAIを使いこなせないからでもない。自分が少しずつ衰えて、鈍くなっているから。」なるほどー。若さにしがみつくのではなく、今の自分に合ったライフスタイルを見つけることが重要。
■結婚するしない、子供を持つ持たない…何を選んだにしても、選んだ方の明るい面を見る目を持つことが、ずっと良い人生との向き合い方になる。
■期待値を見積もる。仕事の成果がうまく出せない、良い評価がもらえないと悩む時、視点を自分から相手に向けてみて、相手から何を期待されているのかを探ってみる。仕事の内容、時間、期限、費用、質…、いろんな要素の中で相手が何を期待しているのかを見る。自分の現在の実力では、相手の期待値を超えられないならば、断ることも大事。断れないなら、相手の期待値を下げる、今の自分が出せるパフォーマンスと合わせるように交渉する。期待値を調整すると言うこと。相手の期待値を適切に理解して汲み取り、そして自分はその少し上を目指して仕事をする。この2つが合致した時こそ、お互いの仕事に対する満足度は上がる。
■サバティカルタイム(使途を決めない休暇の事) を取る。健康寿命がまだ尽きていないうちに、世間によしとされる生き方を降りて、周りの人が当たり前だと思っている場所から出て、ずっとやりたいと思っていたことを、やる。
■壮年期の発達段階として、アラフォー・アラフィフは、これまでは受ける側であったが、これ以降は他者に渡していくことで発達していく。フェーズが変わったのである。
■ラストエリクサー症候群の予防としては、目標を明確にすること、優先順位をつけること、振り返りをすること、第三者のアドバイスをもらうことなどが挙げられる。例えば、残りの人生でこれだけはやりたいことを3つ決め、できる時、若いうちにお金を使ってでもやる。著者は最後までアイテムを使わずに死にたくないので、お金を使ってやりたいことを、定期的にリストアップして眺め、使っていくこととしているそう。
Posted by ブクログ
voicyでよく聞いているので、内容はほぼ聞いたことあるなと感じたけど、今までに聞いてきたことを全部まとめてくれているようなエッセイだった。教科書にして反芻しようと思った。
普段は自分と子どもさん二人のことばかりで夫さんは家事には協力的じゃないことしか知らなかったけど、ここでは割と話に出ていて、これが一番驚いた内容だった。やっぱり夫婦って、お互いに影響を受けるんだなと実感した。
Posted by ブクログ
わかりみしかない。メイン読者は女性だけど、男がむしろ読んだ方が良いのでは?とさえ思える一冊。「おわりに」の締めのあいさつがはるさんらしすぎて、いつものvoicy voiceが蘇る。
Posted by ブクログ
きっかけ
ここのところ残業続きで仕事も家庭も充分に回せてなく、からまってるなぁと思ってた矢先に目に入った本
内容
40代の認識のズレと対処法の著者なりの答えをまとめたエッセイ集
感想
対象読者層ではなくピンと来ない部分もあったが、タメになった。後半の人生や家族の話については目から鱗だった。
特に育児参加率の不満が後の親の介護や子離れした時に再発するみたいなのは、今すでにうまくいっていない友人夫婦とかを見るとめちゃくちゃ大変そうだな、今のうちしかないだろうに…と思ってしまう。
時間の考え方が近かったけれど、切り口が他責というか自分の時間の確保をいかにして作るかという目線で、そもそもこの概念がない人もいるのに対して自分の論が響かなかったので別の切り口として使えそうだと思った。
結婚するまではちゃんと将来を意識して行動できていたが、明確な目標がなくなっていた。自分の未来の道標となる形で、納得感を持って読めたし、40代の自分に目を向けるきっかけになれた。
Posted by ブクログ
自分の理想を実現するのに、同じ方向も向いてる人の中に入るって言うのは確かにと思った。趣味のスクールに行くとモチベーションが上がるし、頑張らないとと思える。これってすごい大事だなって。
常に変化し続けるのは当たり前でそれに少しずつ順応していくしかないんだなと思わされた。
肩の力がすこしぬけたかも。
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わかるわかる、モヤモヤを言語化してくれてありがとう、が詰まった実用(?)エッセイ。
役割が増え、毎日ドタバタしているうちにどんどん自分のことに鈍感になっているなと再認識。
家族、仕事、人間関係…様々なからまりを抱えるミドルエイジを乗り越えていくヒントをもらえます。
Posted by ブクログ
同世代の晴さんの、からまる日々をどうやって少しずつほどいていったかが書かれたエッセイ。
自分が選ばなかった方の道を思ってくよくよしない
自分の心の特等席に嫌いな人を座らせない
といったところや
片付けの視点で自分のやりたいことを仕分けていく、衝動なのか、行動なのかといったところに強く共感。
私も家庭と職場以外のサードプレイスは見つけたいのだけど、なかなか見つからず。見つけていけたらいいな。
Posted by ブクログ
Voiceyパーソナリティのはるさん、初のエッセイ本です。
エッセイとはいえ悩める読者のお役に立ちたい感が伝わり、さすがだなあと思いました。
レビューも圧倒的高評価で、ほとんどがファンであるリスナーさんなんでしょうけどそれにしてもすごい。
私自身が印象に残った一節は「生き方に関わる問題は、姿を変えて何度もあなたの前にやってくる。」
どこかできちんと解決しないと、形を変えて何度も同じような問題がやってくるというのには唸りました。。
年齢を重ね、昔より生きやすくなってきましたが、諦めてることもあるなと反省しました。
心新たにがんばろーっと。
Posted by ブクログ
紙の本で購入し、人間ドックの待ち時間に病院に持ち込んで読み終えました。
著者の等身大の言葉と体験談が詰まった一冊で、40代の自分にとって共感できる内容が多々ありました。
Voicyリスナーとしては知っている話もありましたが、それだけではなく意外な一面や新しい発見もあって興味深かったです。
特に心に残ったのは、「小さなチャレンジを続けないと現状維持すらできない」というメッセージ。
著者の周囲の例を通じて語られるこのテーマは、決して努力不足の失敗談ではなく、社会や自分自身の変化に合わせて挑戦し続ける重要性を伝えてくれました。
読後、自分自身を少し振り返るきっかけにもなり、静かに背筋が伸びるような感覚を覚えました。
ほか、体調の変化や物事の捉え方・考え方など、共感できるところや取り入れたいと思えるポイントが散りばめられていました。
・相対的欠乏からくる無駄遣いをしない。自分の欲望の理解を深める。
・洋服や鞄、メイク用品を惰性で使っていないか?買い替える。
・共通言語が友人を連れてくる
・モヤログをかきとめる、自分のおもしろいと思うアンテナを磨く。
著者のファンはもちろん、日々の暮らしや働き方を見直したい人にもおすすめです。
Posted by ブクログ
大好きな尾石晴さんのエッセイ本。
楽しみにしすぎて、発売と同時に買ったのにとっておきの時間に読もう!と大切にしていたら、あっという間に半年以上も経ってしまった。
晴天のGW、子どもたちは義実家で楽しく遊んでる横で読書してる幸せ時間。
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■体
・年を取るとともに、日常と休息のバランスを見直す。リベンジ夜更かしは若さの特権だった。気付かぬうちに、判断も行動も少しずつ遅くなっている。
・見た目のリセットはプロの手を借りる
・「できるけど疲れること」を減らしていくと、私の快適さが見えてくる
■仕事
・生き方に関わる問題は、形を変えて何度も私の前にやってくる
・現状はずっと続かない。動き続けることで安定する。
・期待値を調整する。仕事に良い意味で落差を作る。
・干からびる前のメンテナンス。自分を推し活。やらなきゃいけないことにからまる時は、心の栄養が足りてない。
・「明日はもっと楽しいよ」そろそろ新しい場所とフェーズ。他者からもらうのではなく、渡すフェーズへ。他者に幸せにすると幸せホルモンが出る。
・小確幸につながる支払いは、日々の生活の心地よさを生んでくれる
・お金を使ってやりたいことをリスト化。ラストエリクサー症候群。
■子どものこと、夫婦のこと、親のこと
・子どもの好きを推し続ける親でいたい
■人付き合いのこと
・心の一等席には、好きなことや人の居場所にする
・友達は無理に作るのではなく共通言語が連れて来る
■これからの私のこと
・キャリアは玉ねぎの皮。私のコアは何?
・衝動と行動の見分け方、企画書を書く
・自分の理想の時間割を作る。それに向けて調整することで時間の使い方が上手になる
・いつかの憧れが目の前に来た時に焦らないよう、小さな準備をしておく
・モヤモヤは小さな種。書き留める!
・私のこれからは「面白い」を育てる。面白いは人によって違うから面白い。
Posted by ブクログ
特に最初の方の、年齢に合わせて日常を変化させる必要があるという話は耳が痛いくらいだった。
ほんの少しずつだけど、今まで通りに生きてるはずなのになんか歯車が噛み合わないことが増えてきて。
アップデートが必要な時期なんだな。
でもそこに悲観的になる感じではなく、軽やかさがあって読んでいて気持ちが良かった。
リベンジ夜更かしは若さの特権、はガーンとなったけど、ホントその通りだなと思った。
Voicyもよく聴いていたけど、ハルさんの素敵だなと思うのは「リベンジしたくなるのはどんな時?」など、物事を分解して対処しようとするところ。的確な問いを自分にできるところが本当に素晴らしいなと思う。
学びメモ
◯自分の「欲しい」を棚卸しする
◯リスク許容度を知る
◯HELPを出せるようになる
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30代半ばに差し掛かり、いろんな面で自覚なく「からまっている」私に、ぴったりの内容だった。
感性や言葉から、この著者の方は本当にあらゆるもの(物、事、人)に触れ、あらゆることを考えてきた方なのだろうと思った。
一冊の中でいくつか、私の「一生もの」になる言葉や内容があり、この本に出会えたことを愛おしく感じた。
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はるさんの思考がよく見えた一冊。いつもVoicy聞いてるので、興味を持って聞けました。思考の整理がとてもお得意で、モヤモヤを切り開いていくのが得意なんだと思う。私も思考の訓練をして、落ち着いた気分で毎日過ごしたい。(本人はモヤモヤからまっているとおっしゃるが)
Posted by ブクログ
少しだけ先をいく人生の先輩としての尾石晴さんの言葉はすんなりと入ってきて、本当にきちんと今自分と向き合わなければ!と思いました。
「姿形を変えて、何度も現れるのは、私の生き方に関わる問題だからなのだろう」という所にはドキッとしました。私もいつも同じようなことに悩んでいるのはそういうことかな?と思い、その時々でその場だけ解決していてもダメなんだなと改めて気付かされました。
あと、今困ってないから別にいい、ではダメなんだなと。
自分の生き方、働き方をきちんと考えねばならないなと思いました。
Posted by ブクログ
尾石晴さんの著書はすべて読んでいるが、このエッセイがいちばん等身大で、もうすぐ40台を迎える私の少し先輩の人生や考え方を教えてもらっているようで、読みやすかった。
Posted by ブクログ
Voicyで聴いたエピソードもあれば初めて知るエピソードまで様々。どれも共感したり成程と感心したり、今までの晴さんの本と違ってリラックスして読める1冊。
中でも、歳を重ねることで「今までの私では気づいていない微細な変化や感覚に気づけるようになる」という言葉にはこれからの人生を前向きに生きる力をもらった。
Posted by ブクログ
さらっと読めました。
同年代なら、それある!と思うことがたくさんあると思います。
多くの人はからまりを感じても、それを見て見ぬふりをしたり、同じ状況の友だちに愚痴るたけでやり過ごすことが多いと思います。
ハルさんはからまりを言語化したり、何かしらの打ち手を講じているのがすごいなぁと思います。
Posted by ブクログ
30代、40代、50代と体は変わっていく。漠然と筋肉は維持しないとと思って週一はジムに行ってるけど、それだけではなく、睡眠を十分にとらないと次の日の仕事に差し支える。リベンジ夜更かしを最近している。子供を寝室に行かせて、録画したドラマを眠いのに見る。お風呂にスマホを持ち込む。週末だけのつもりが、日中が仕事だけでストレスがたまっているとやりがち。もっと次の日を自覚して睡眠確保をしたいし、リベンジにならないように、夜短時間でも、仕事以外のことをルーティンにしたい。
ワーク・ライフバランスの絡まる問題についても、本当わかるなぁと思う。子供が1人の場合、なんとか乗り切って成長とともになんとかなってきそうな予感から、子供が複数になってくると、綱渡り。そして、それも乗り越えたとしても問題は違っても、根本は変わらない、実は解決はしてなかった問題。仕事のために、子育てのその都度自分でできないところは、外注したらなんとでもなる。尾石さんも仰せの通り、そんなで乗り越えてきたとして、実際根本解決してなかったから、どこかで再びからまる。見て見ぬふりしちゃってる。
またフリーでやってた周りの人の様子から、自分の将来を見通すということ、今の立場がうまくいってたとしても普遍ではないと思って、次の手なり他の道も作っておく。
Posted by ブクログ
色々と共感する部分が多かった。
すぐに解決するわけではないけれど、言語化されてみるとなるほどなと思うところがあった。
できるけど疲れることを減らすこと
ドアを開けること
小確幸
リスク許容度
たまに自分を見つめつつ、より自分が快適だと思う過ごし方を過ごしたい。
Posted by ブクログ
ちょうど同年代、境遇も似てる部分も多い方のスマートにもがき考えている人のエッセイはささる〜。わかる、なるほど、その考え方はもらい、うーんちがうと自分の考え方と見合わせてふむふむと読める感じ。40代目前、やりたいことも多くてやらなきゃいけないことも多くていろいろあり方を考える日々ですが優先順位絞るのは本当大事よね、とあらためて感じるなどなど
Posted by ブクログ
voicy向けの内容で書籍化するとうーん、って感じ。エッセイ集として売り出してないから、文中で突然エッセイと言われても、え?って感じだし、暴走した表現、考えも散見される。編集者、もっとがんばってほしい…
しかし、筆者の夫の休職とか不妊治療とか母に対して思うこととか結構赤裸々に書いてあり心配…
至る所に本の引用があり、ほんとに本が好きな人だな。
知らない言葉があった。リベンジ夜更かし、ミセスコーナー、ラストエリクサー症候群、小確幸、コンサマトリー(ただ楽しい)など。
参考になったこと
子供はかわいいけれどめんどくさい。どっちを選んでも私の人生。良い面を照らしていく(これ、仰るとーり。というか、子育ても自分の時間だよね。子どもは100%親のエゴで生まれてくる。)
育児家事働き方のもやもやはやりすごしても形を変えて何度も現れる
公民館のヨガ講師で1番安泰に見えたAさんが10年後にはヨガの講師をできていない。現状維持はリスクが高い。仕事の幅を広げていくことで安定する。コマのように。
いい仕事とは期待値を超える仕事。相手の期待を正しく理解するのは大切。
ドアをあけたい友達と一緒にいると、ドアをあけられる
40代になったら、もらう、から渡すフェーズへ。渡すことで充実感を得る
世間でなく、自分の欲しいものは何か。ブランド物の時計でなくApple Watchかも。
小さいけれど確実な幸せ 渦巻き猫のみつけ方
無料のものはもらわない
親は1日にしてならず
ケアの適量を決める
鬼から電話アプリは使わない。親は子供の壁打ち。
心の一等席は好きなこと、好きな人だけ
カネがあるとリスクが取れる。失敗予算組める。