あらすじ
魔法至上主義の国で唯一魔法が使えない公爵令嬢・エルトリーデは、金や権力を利用し悪逆非道の限りを尽くし処刑されたはずだった。
しかし、気が付くと10年前の8歳の誕生日に時間が巻き戻っており!?
前世を悔いたエルトリーデは、貴族社会から離れて生きることを決める。魔法に頼りきりで技術力などが著しく停滞している自国ではなく、他国の発展した知識や技術を身に付けたエルトリーデは、才知に長けた聡明な女性へと成長した。
貴族社会と関わらずそのままのんびりと暮らしたいエルトリーデだったが、半ば強制的に王太子妃候補として選定に参加することとなってしまい!?
どうせ貴族社会と関わるのならば、前世で自分の策略の犠牲になった不遇の人々を今世で幸せにしてみせようと決意したエルトリーデは、知略を巡らせ行動を開始する――!
死に戻り令嬢が前世の経験と今世で得た豊富な知識で、人々を幸せにする逆行転生ファンタジー!
感情タグBEST3
面白い
魔力至上主義の国で、魔力のないヒロインが立ち回るお話。一度目は妃候補のライバル達を手段を問わず蹴散らし、王太子に断罪される。何故か10年前に死に戻って、そこから人生を生き直す。
一度目人生で自分が不幸にしてしまった人達への罪滅しに奔走している間に、王太子に絡まれ?るように...。
うん、王太子、目のつけどころがいい。
んむ
王太子に塩対応なのが良いね!
ていうか、何で現国王、生かされてるの?
事あるごとに「自分が王になってからだな」て
現国王は無能て事を毎回言ってる訳で…
無能は排除。これ、一般常識ね。
強い魔力がある人ほど高い権力を望める国。
本人の性格や資質、能力はそっちのけで魔力の強弱ひとつで
すべてが決められてしまう国の公爵家に生まれた魔力なしのヒロイン。
自分の価値は王太子妃になることだけ、と、前世まさに悪役令嬢だったヒロインだけど、
死に戻ってからは前世の償いとばかりに今世を楽しもうとしていて、
魔力がなくても公爵令嬢として凜としていて頼もしいです。
この国のあり方に疑問をもつ人の一人である王太子がヒロインに一目惚れしてから、
ヒロインにあれこれ手を差し伸べるけど空まわっているのが面白いです。
王太子頑張れ~!