あらすじ
本書で得られるものとは、自然体で相手の心をつかみ、メンバーがいる場を愉快なものとし、そして豊かなコミュニティにしていくという、まさにこれからの時代を生きる、新しいリーダーに必須となるスキルです。
あなたは職場や日常の関係の中で、周りからどのように思われていたいですか?
「いてもいなくても、どうでもいい」と思われるのはつらいものです。
せっかくなら「この人には、いつもいてほしい」と思われ、できれば周りから尊敬もされたいですよね。
ただ強引な進め方をしたり、ぐいぐい前に出て目立とうとしたりしてまで、人に受け入れられようとは思わない、もっと自然体でいたい、と考える方も多いでしょう。
そういう「前に出る型」のアピールではなく、無理せず一歩下がったところからのコミュニケーションを通じて、
「この人といたら、何となく気持ちいい」
「この人がいたら、場が楽しくなる」
「この人のおかげで、組織が活き活きしている」
そんな風に周りから思われる方法や、リーダーシップの方法があるなら、その技法を身に付けてみたいとは思いませんか?
それが、本書でご紹介する「人・場・組織を回す力」です。
①人を回す力……相手との何気ないやりとりを通じ、徐々に好意を集めていく力
②場を回す力……メンバーとのやりとりを通じ、その場を愉快なものにしていく力
③組織を回す力…そのコミュニティを裏方で支え、さらに活性化させていく力
最初から全部をやる必要もありません。誰にでも簡単にできるコツから、やや高度なスキルまであり、ちょっとずつ、段階的に進めていけるようになっています。
つまみぐいでも問題ありません。60点くらいを目指せば充分です。
この本をきっかけに仕事、人間関係、そして人生をさらにいいものにする方法をぜひつかんでもらいたいと思います。
感情タグBEST3
Posted by ブクログ
すごく読みやすく、子供たちと共に読みました。こんな「回す力」があったらいいなと思いながら、著者の日頃の鍛錬の賜物なんだなと思います。
他者視点、「離見の見」。
Posted by ブクログ
共感できる内容が多く、1時間程度で読みやすく、久々に星5をつけました。
反応や返しの仕方など具体例が多く、「自分が面白くあることでなく、相手を喜ばせ、場を愉快にすることが目的」に沿った内容が多かったと個人的には思いました。
また定期的に読み返し、自分がちゃんと実践できてるか確認したい本です。