あらすじ
「信念のためなら白も黒に変えるんですよ。それが新選組です」
近藤勇と宮部鼎蔵。剣士として、将として認め合う二人。己の全てを懸けた宮部の一撃を、近藤は捌ききれるか…!!
そして池田屋の死闘から一夜が明ける。民衆からの喝采とは裏腹に、若き狼たちの胸には、ある想いが湧き起こる…。
正義が正義を下した夜。流れた血の分だけ、時代の流れは加速していく──。
感情タグBEST3
陰謀池田屋事件と傑物宮部鼎蔵
池田屋事件の異説の創作で、古高の自白は新選組の捏造で不逞浪士壊滅の陰謀という物語。
殆どの他の作品は新選組の活躍のみで尊攘派浪士の事には余り触れないが、宮部鼎蔵の傑物ぶりや吉田稔麿の最期、吉田松陰との回想、禁門の変の蛤御門での長州の一縷の望みに縋る惨状など胸が打たれるシーンが多く、素晴らしい作品です。
剣豪の食いづめ浪人で治安維持の新選組と吉田松陰の松下村塾で学び、海外留学などで革命を目指す長州過激派。それぞれの正義で戦う幕末の混沌....
もう続きが待ち切れません‼‼
なんせ宮部が初老なのにめちゃくちゃカッコイイ‼ 回想の若い時は言うまでもなく超ゴージャス‼ 吉田稔麿や入江九一も美形‼
とにかく少年漫画なのに美形が多く(もちろん新選組も‼)楽しませてくれます。
面白い
新撰組自体はあまり好きではないです。
しかしこの物語は斬られる浪人側もかっこいいので面白いです。
一人一人にストーリーがあるので、続きが気になります。