【感想・ネタバレ】アキレウスの背中のレビュー

あらすじ

標的は国際マラソンレース。
多国籍テロ集団と警察庁特別チームの壮絶な戦いを描く
世界規格のノンストップ・サスペンス。

東京で開催予定の国際マラソンレースが多国籍テロ組織の標的となった。
警察庁特別チーム〈MIT〉の班長に抜擢された下水流悠宇(おりづる・ゆう)は、
日本人トップランナーの警護に当たる。
テロの背景にあるのはスポーツ利権と絡み合う大国の思惑。
果たして悠宇はアスリートと国家の威信を守ることができるか。
怒涛のノンストップ・サスペンス開幕!

映画化された『リボルバー・リリー』や直木賞候補作『アンダードックス』など、
特大スケールの作品を次々と発表する長浦京さんが本作で描くのは、
公営ギャンブルの対象となったマラソンレースと、
その利権をめぐる大国の思惑が生んだテロ計画。
東京に潜むテロリストたちに立ち向かうのは、
選抜された刑事たちによる特別チーム。
その班長に抜擢された下水流悠宇は、
はみ出し者ぞろいのチームをまとめあげ、
アスリートと国家の威信を守ることができるのか!?

※この電子書籍は2022年2月に文藝春秋より刊行された単行本の文庫版を底本としています。

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Posted by ブクログ

東京で行われる国際マラソンが標的となったテロ、それを未然に防ぐべく特別編成で組まれたチームで奮闘する物語。その背景やスケールの大きさは馴染みのないものだけに、事件がどう展開していくのかが予測できず、とても楽しめました。
いくら大きな歯車の中に組み込まれたとしても、1人の人間としては出来ることに限りがあるし、とにかく今出来ることを全力でする。そういう人たちが集まると、自ずと周りとも連携がとれてその歯車もうまく動きだすようになる……
当たり前だけれど、警察官も私たちと同じ普通の人間だよなーなんて感じた1冊でした。

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2025年03月03日

Posted by ブクログ

優秀な警察官が集められた秘密組織警察庁特別チーム(MIT)。その班長に抜擢された下水流悠宇が東京で開催される国際マラソン大会で標的となった日本のマラソントップランナー嶺川蒼の警護を担当する。ラストの臨場感とスリルが売りの警察サスペンス。次回作が気になる。

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2025年01月30日

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