あらすじ
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睡眠不足からくるパフォーマンス低下やメンタル疲労……etc.その悪影響は想像以上です。睡眠の不思議から、睡眠負債を解消する方法、ぐっすり眠るための環境の整え方まで、睡眠研究の第一人者による最新の睡眠科学がわかる一冊。
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Posted by ブクログ
昼間に眠くなるのは、睡眠不足のサイン。
睡眠の中央値を1時間以内にする。
睡眠は量>質
自分の最適な睡眠時間の調べ方
①いつもより、30早める 2〜3日後 15分早める
②4日間目覚ましをかけない。四日後の起きる時間が最適な時間
悪夢はストレス耐性をつけるため。
睡眠には加点はない。悪いことをなくす
睡眠不足→認知症
10分スヌーズで起床する
Posted by ブクログ
睡眠についての知識を広く学べる本です。
この手の本は何冊か読んできたので、目新しい情報はそんなにありませんでしたが、見開き1頁でテーマごとの解説があり、イラストを多用し、簡潔でとても読みやすかったです。
はじめに、で、睡眠のための時間を可処分所得的に考えている人が多いけれどそれは危険な考え方で、自分に7時間の睡眠が必要なのであれば、それを最初に確保して、残り17時間の中で1日をやりくりするのが正しいアプローチです、というコトバが一番印象的でした。(自分に何時間睡眠が必要なのかの検証の仕方も解説があります!)
覚えておきたいなと思ったことを以下まとめておきます。
☆睡眠は深い眠りのノンレム催眠と、浅い眠りのレム睡眠が交互に訪れることが知られていますが、それぞれの特徴・役割は以下の通り
ノンレム催眠→短期記憶を長期記憶に固定化する、ストレス解消、免疫力の強化、細胞の修復
レム睡眠→身体運動を伴う技能の定着、ひらめきに関与、記憶を整理、レム睡眠が減ると認知症になりやすい
☆睡眠は、質より量!短時間で効率よく眠る方法は存在しない。
夜10時~2時が睡眠のゴールデンタイムと言われているがそれは嘘、90分サイクルも個人差があるので嘘。
電車の中で居眠りするのは日本人だけ。
年令を重ねるごとに睡眠時間が減るのは健常な加齢の過程なので心配し過ぎない。50代以降は一晩に1~2回の中途覚醒は避けられない。
☆睡眠負債は返せても、睡眠時間を余分にため込む睡眠貯金はできない。(寝だめは貯金ではなく睡眠不足の返済でしかない)
☆カフェインは摂取してから8時間体内に残る、それを踏まえて夕方以降は摂らないようにしよう。
☆寝付けないときの対処案
・ゆっくり8秒かけて鼻からめいいっぱい息を吸う、同じ時間をかけて息を吐く、と4セット。
・体の一部(手、腕、肩、脚など)を5秒ギュッと力を入れ、その後ストンと力を抜いて15秒。いろんな部位で4セット。脱力した感覚を意識するのがポイント。
☆目を閉じても、睡眠の代わりにはならない。
☆眠いなら二度寝はOK。