あらすじ
台湾有事が現実的な懸念となる今、自衛隊の安定的な運用のためにも防衛産業の再興が欠かせない。しかし、日本の防衛産業には何重もの「足かせ」がある。顧客は自衛隊だけ、大企業の弱小部門に過ぎない存在感の低さ、筋違いの「死の商人」批判などから、「本当はやめたい」会社も少なくないのだ。一貫して自衛隊と防衛産業の取材を続けている専門家が語る、「軍産複合体」のリアルな姿。
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Posted by ブクログ
2010年まで現役で防衛省との仕事をしていた小生だが、法制的に様々な取り組みが出来てきており防衛生産の基盤が整いつつあると感じた.2023年6月の防衛生産基盤強化法がそれだ.ただ、アメリカのDARPA(Defense Advanced Research Projects Agency)とは比較にならないが、それらしいものを我が国も作る必要があると思っている.取材のしにくい分野だが、よくまとめたと思う.