【感想・ネタバレ】日本はどこに向かおうとしているのか 国家予算とデータから解き明かそう!のレビュー

あらすじ

円安で税収は増加!
それでも国は「借金漬け」イメージで緊縮財政?
政府・財務省・日銀のウソに騙されるな!
マスコミに踊らされるな!

◎日経平均最高値更新!
財務省と日銀のチョンボがなければ“とっくに到達していた”
◎円安は日本経済に「悪影響」ではない。
円安の「恩恵」数十兆円を〝国民に還元せよ”
◎実質賃金25か月連続マイナス!“いつ浮上するのか”
◎能登半島地震、復興の補正予算がいまだない!
◎現役世代に負担を増やす「子育て支援金」
◎マイナス金利解除は“完全にタイミングを間違えた”
◎「借金で財政が危ない」裏で隠されている数字
◎財政緊縮派が日本の「教育」をめちゃくちゃにした(ほか)

【構成】
第1章 減税も効果なし。岸田政権はデタラメな数字だらけ
第2章 景気回復、給料アップはいつになる
第3章 間違い続ける財務省と日銀
第4章 アメリカのグローバルパートナーへ
日本の安全保障
第5章 ロシア、中国、北朝鮮の横暴にどう対峙するか
第6章 教育・子育て ヒトへの投資

...続きを読む
\ レビュー投稿でポイントプレゼント / ※購入済みの作品が対象となります
レビューを書く

感情タグBEST3

Posted by ブクログ

髙橋洋一さんの本を読みたく、最新に近い本書を読んでみた。
新聞やテレビでは報道されない、政治の評価、政府の経済政策、外交政策への意見が述べられていた。理論整然と記載されており、政治や経済に疎い自分でも読みやすかった。数字を根拠に説明してくれているので、納得して読み進めることができた。
財務省のプロパガンダに騙されず、本書を読むなどして、自分で正しい情報や考えをインプットする必要があると感じた。

私たちの生活は豊かになるのか?私たちは平和に暮らせるのか?と、気になっている人にお勧めの一冊。新聞やメディアの息がかかっていない情報を得たい人にお勧め。

以下、読書メモ
・岸田総理になってから、実質賃金は26か月連続マイナスだった。これを次の選挙まで忘れるな。
・日本経済は長いデフレからようやく脱却できそうなところ。これで利上げをしたら、デフレに逆戻りしてしまう可能性がある。
・財務省の「財政が厳しい」は大嘘。防衛増税などせずとも、防衛費は賄える。増税を許すまじ。
・ロシアがウクライナへ侵攻したのを参考に、中国は台湾へ進攻しようとしている。習近平国家主席が在任のうちに。台湾有事は近いかもしれない。トランプ大統領は、アジアのことは勝手にやってくれ、と言うかもしれない。日本の防衛力が試される。東アジアの国際情勢に注意。
・日本はモノ(公共物)とヒトへの投資が少ない。

0
2024年12月14日

「ビジネス・経済」ランキング