あらすじ
「……菅原。わしの誘いを断ると申すか?」
私は天神さまこと、菅原道真(すがわらのみちざね)。人間社会に紛れて、今日も生きている。お花見、山登り、地元の夏祭り…豊穣の神・お稲荷さまこと宇迦之御魂(うかのみたま)さまからのお誘い。お稲荷さまには返せぬほどの恩義があるが…行きたくない!!! 神々の世界は年功序列、コンプライアンスという言葉などない――。
神さまたちの人間味あふれる日常譚、待望の第2巻!
感情タグBEST3
Posted by ブクログ
前巻に引き続きこの世の美しさや神さまの優しさに浸り、終盤に胸にくる本当に好きな作品。最初の10ページくらいでもう温かく優しい気持ちになってんのなんなの。御神徳宿ってるんじゃないかこの本。
Posted by ブクログ
菅原道真が主人公?!と驚いたのですが、
とても面白かったです。
神さまだけど、人間に混じって生活している。
人間のように生活をしているけど、発言や行動がやっぱり神さまで驚きます。
神さまもワープできる?!と、それ以前に自社から出てるものなのだなあと思いもしました。
神々の子として生まれたもの、人から神になったもの。いろんな生まれの神がいると知り、なるほど…と歴史の勉強もしているようでした。
他の作品だと、1人の人間と仲良くなる神さまや、神使が人間と仲良く…などが多い印象ですが本作は神さま同士が人間界で仲良く過ごされてるのが印象的です。
また、自社の氏子の成長を見守ることをとても大切にされているのだなと感じました。お宮参りから老衰するくらいの年まで見守っていてくれるなんて、頼もしい神さまたちだなと思います。その一方で氏子を見守るとはまた異なるであろう、家電の神や珈琲の神という現代的な神さまがいるのも新鮮に感じました。
個人的には神使の鷽が可愛らしかったので、もっと登場してほしいです…!
嗣人さんは怪異系を書かれる印象があったので、ほっこり和風ファンタジーも書かれていたのだなと驚きました。すごく好みな作品だったので3巻も出るのかしらと楽しみです。