あらすじ
「落ち着きがない」「衝動的な言動が多い」「仕事でミスが多い」……
そんな発達障害の方の行動が気になっている人、多いかもしれません。
このような行動はどれも、じつは性格やる気、しつけが原因ではないのです。それぞれの行動の裏側には、医学的に見た理由が存在するのです。
その原因や、有効な対処法がわかれば、発達障害当事者の方とのすれ違いや、あなたが一人で抱え込んでいる悩みが減るかもしれません。
数十年に及ぶ臨床経験を持つ医師が医学的知見にもとづいて教える「当事者との上手な向き合い方」。
※カバー画像が異なる場合があります。
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Posted by ブクログ
発達障害の人が仕事や学校でやりやすくなるための具体的なメソッド。
現代日本で発達障害で生きていくのは辛そう…。特技で突き抜けて、尊敬されるか。労働を減らして生活レベルを縮小して生きていくか。
発達障害が多数派になったら、社会は変わるのだろうけど、今は生きていくのが大変そう。
Posted by ブクログ
発達の特性、特にASDとADHDについて、特徴的な言動や、なぜそうなるのか、周囲はどう捉えてどう対応したらよいかについてまとめられている。簡潔で読みやすい。相互に自己理解、他者理解を深めていくことで、誰にとっても心地よい社会ができるとよいなと思う。
Posted by ブクログ
ÀSDとADHDを中心に丁寧に分かりやすく発達障害の特性と対応策が書かれている。数多くの関連本を読んできたが、初めて聞いた特性があったりと著者の経験ならではの知見は学びとなった。読めば読むほど、発達障害はASD、ADHDだけの枠に嵌らず混じりがあるものだと痛感する。身近に対象者がいれば、なおさら理解が深まる。
Posted by ブクログ
代表的な事例のもと、まとめや対処法もあり、分かりやすかったです。
当事者も自己理解を深めていくとともに、周りも多様性とどのように接していくか、しっかり考える必要があると思いました。
Posted by ブクログ
再読。実際にある発達障害の人たちの困りごとについて、その理由を説明してくれる。わかりやすいし、背景がわかれば、同じ困ったことでも受け止め方はかわるだろう。こういう知識は大事だろうな。
Posted by ブクログ
オーディブルにて。
先に読んだ『大人の発達障害』『発達障害グレーゾーン』とかとほぼ内容は変わらないけど、こちらはより周囲側へ理解を促す内容だろうか。
なかなか苦しんでるのって伝わりづらいからね。
関係ないけど『サボる』って『サボタージュ』って言葉からきてたんだね。へえー。