あらすじ
「一度でもあなたを愛した、私が愚かでした」――婚約者に愛人の存在がありながらも毒親によって嫁がされた侯爵令嬢・ライラ。結婚式当日、婚約者と愛人の会話から本音を聞いたライラは、ウェディングドレスのまま会場を飛び出した。生きる希望すら失い、途方に暮れて彷徨っていたライラに手を差し伸べてくれたのは、王太子・メルヴィン。彼や王宮のみんなに愛され、第二の人生をスタートさせたライラは、心の傷を癒し、幸せに満ち溢れる日々を過ごしていく。一方で、ライラがいなくなったことで有頂天になっている彼らには破滅が迫っていて…?
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匿名
護りたい思い
ヒロインは表立って何もしない、でも周囲の人たちが動いてくれて、という感じなのですが。でも普通の女性はそうですよね。男性に比べて非力だし、社会的な地位も低いことが多いですし。
彼女が倒れた時、それまでの彼女の生き方や姿勢、周囲の人との繋がりが彼女を助け、護りました。王太子が、王家が彼女を護り、彼女を虐げていた人たちは己の欲望のまま突き進み自滅しました。あまりにクズだった奴らなので、スッキリしましたw
良くも悪くもさくっと読めるので
少し話が飛ぶというかなんか微妙に繋がってないような?という感覚はありました。
もう少し殿下とフィオナのお互いを想い合う描写とか、そこに至るまでを深堀してほしかったなと思いました。
そして8割方フィオナではなく頭のおかしな元夫や元実家の話で、必要な話なのは理解できるけどもっとフィオナメインの話が読みたかったです🥺
特にドキドキハラハラとか、盛大なざまぁwwwとかもないのでスルッとは読めます