【感想・ネタバレ】【スーパーパワーアップ版】 稼ぐ言葉の法則 貧す人が稼ぐ人に変わる「売れる法則85」のレビュー

あらすじ

★勉強不要! 唱えるだけで「売上が劇的にアップした」と絶賛されている本がパワーアップ! 本書はベストセラーとなった『稼ぐ言葉の法則』(Amazonランキング大賞 2016上半期「ビジネス・経済」ベスト10入り)を大幅加筆した「スーパーパワーアップ版」。新たな著者として『コピーライティング技術大全』や『売れるコピーライティング単語帖 増補改訂版』の衣田順一氏が加わり、さらに現場ですぐに使える本に変貌。この道25年の日本一のマーケッターが教える一番やさしいコピーライティングの本が誕生した。

★スーパーパワーアップ版のポイント
◎新時代に対応した「売れる法則」が「41」から「85」と2倍以上にアップ
◎コンテンツの3本柱(核となるコンセプトとビジネスモデルをつくる→応援者を集めるメッセージをつくる→強力なリーダーシップを現す)の3部構成+各章冒頭にはリード文を新たに配置。読んで面白く、現場ですぐ使える構成に
◎約50ページ増。サクサク読めながらも濃厚なコンテンツ
◎装丁・紙面デザインも一新

★両著者ともコピーライティングに人生を救われた。神田氏は外務省の役人から外資系家電メーカーの営業に転身。売上を伸ばさなければクビという状況をコピーライティングで打開。衣田氏は大手鉄鋼メーカーの部長級職位にいたが、脳性麻痺の子どもの介護からまだ普及前の在宅勤務を志向。そこでコピーライティングに出合い独立。現在、神田氏と共同でコピーライティング講座の講師を務めている。受講生が自らのビジネスアイデアを言葉で表現できたときの喜びを多数目の当たりにしていることから、学校でも職場でも教えられない、この素晴らしい技術を体系立て、多くの人が使えるようにしたいという強い想いを持っている。

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Posted by ブクログ

ネタバレ

リーダーシップとは?:人を動かす力のこと
→リーダーの存在意義 : 複数のステークホルダーのパフォーマンスを最大化させ、個人ではなし得なかった、集団としてのインパクト、社会への価値を発揮させるための手段(リーダーになることが目的ではない)
→(その際)感情は水物、自分と同じように動いてくれないからこそ、リーダーシップは重宝される!
→革新と管理は表裏一体
 →新しい価値を生み出す、(ましてや)現状の顧客からの信頼を維持するためには、徹底した品質管理やタスクの期限遵守が必要不可欠である
→人と人を繋げるのも、最強のリーダーシップ
 →ネットワーキングの機会を提供することで
結果として、人脈として自分に戻ってくる(今度は自分が誰かに紹介される=その人が自分のために動いてくれるようになる!)

人が行動を起こす要因は2つだけ
苦痛を避けるため
快楽を得るため
→前者の方が圧倒的に効果的
→相手の痛みを、自分の痛みとして感じられる感性、自分が役に立てることはないか?考える思いやりが大切である(痛みがわかるからこそ、喜びもわかる)
→(その上で)相手がその選択(商品)を取ることで、どんな変化が持たされるのか?(真実味を伝えるために小数点まで生々しく含める)他社どんなところが違うのか?近しい会社の事例は?齊木のどんな気持ちを伝えたいのか?をメッセージや手紙に乗せる

→大規模なプロダクトや案件であればあるほど、decision maker(選定者)チャンピオン(案件を主導する、経営層に影響力を持つ)と言った、キーパーソンを狙い撃ち。上記のアプロードを取る
 →winシナリオが全員に理解されるのは無理と割り切る。マジョリティに影響をもたらせる力のある人間に、「むしろ成功しないなんて、実現しないなんてあり得ない、おかしい!」と思ってもらえるどうかが肝になる!

顧客リストという光景の中に、「新しい山はないか?」を?常に問いかける
→売る努力は同じでも、売上は2倍

あったらいいな(でもなくても困らない)ではなく、無いと困る位置付けを探し、圧勝する

リスクを伴う施策ほど、社外(顧客)社内メンバーを動かすために、血の通った情報伝達と交流が求められる

→箇条書きで「いつまでに、誰に対して、どんな変化を起こしたいのか?」をまとめ、「〜さんにご意見を伺いたいのですが」と相談し、心から感謝する
→そうして「自分が関わっている」「自分の功績や学びになる」と思える人=応援者を増やしていく〜施策を形にしていける

クレームの対応の仕方
→前提:信頼獲得のチャンスだ!と捉える
→理由も分からず謝ると、「謝れば良いってものじゃないよ」と火に油を注ぐ
→相手を落ち着かせつつ、一次情報をヒアリングする(〜様から直接のご連絡とは、よほどご迷惑をおかけすることがあったのですね。少し情報を頂いてもよろしいでしょうか?)
→相手が話すペース、息遣いに合わせるのも大事(相手が、自分をちゃんと理解してくれている!と思え、相手の承認欲求を満たすことでより怒りを鎮火できる)
→こちらが直近行うアクションを伝え、ご理解いただく
 →(相手の温度感にも寄るが、)できない期限を突きつけられても、否定形を用いないこと!
 →〜できません!ではなく、〜な関係で、〇〇の対応となります。お待たせして大変恐れ入りますが、こちらの資料をご覧になり、イメージを膨らませてお待ちくださいと、別の価値を訴求し、逆にビジネスチャンスにも繋げる
→こまめに報連相を取り、しっかり伴奏する姿勢を見せつつ社内に問い合わせて解決していく

心のブレーキを外し、背伸びした目標に挑戦するためのセルフコーチング
→ヒーローインタビューを妄想し、下記を自問自答する
 →ここまでハードな目標になぜこんなにも頑張れたんですか?
 →この偉業の突破口はどこにあったのでしょう?
 →今までの方法を続けていたら、どんな深刻な問題に陥っていたと思われますか?
 →視聴者に一言アドバイスをするなら?
→大きな目標を掲げた結果、自分のロールにとどまらない、comfort zoneを超えたアクションを取らざるを得なくなる!
→自問自答しながら、内政にもなり俄然やる気が起こる

顧客が商品(もしくは郵便)を手にするまでのプロセス全体に気を配る
→手紙は手書き、全てファイルに梱包する
→本も、傷一つ入らないようにする
→著者の講演案内もつける、相手のIR情報を入れながら!
→配送業者向けに「いつも丁寧な配送ありがとうございます」と欠かさず書く
 →捨てられないで、綺麗な状態でターゲットに届く確率が上がった!
→必要に応じて、おせっかいだと思われるラインまでしっかりやり切るのもホスピタリティなのでは?
 →ホスピタリティを経験したことがない人に、ホスピタリティは理解できない(=もっと経験に投資せねば!と思う)

時には、利益を手放してでも社会正義を実践する〜長期的な信頼獲得につながる
→パタゴニア : 服のロスを防ぎ環境を守るべく、新聞広告で「自社の商品を買わないでくれ」と書いた
→エンジャパン : 転職者の人生を守る、と広告に書いた

PDCAに囚われすぎない!
→やりながら考える、の方が良いかもしれない

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2025年05月06日

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