あらすじ
人前で話すときは、緊張して実力を発揮できないもの。心理学専門の学者で、政治家や経営者などのエグゼクティブをクライアントに持つスピーチコンサルタントでもある著者が、人前で実力以上のプレゼンができるようになる心理テクニックを解説する! ここぞという本番で「自分の場」を作るため、話すことが決まったその日から本番後までを順を追って説明。「一生が決まる瞬間」を必ず成功させるあなたに生まれ変わります。 〈目次〉Prologue トップリーダーは、話す前に何をしているのか 第1章 トップリーダーは半年以上前から準備をする 第2章 話し方は準備が9割 第3章 自分をサポートする環境づくり 第4章 最初ですべてが決まる 第5章 緊張の呪縛から解放される鍵は、本番中の立て直し 第6章 トップリーダーの話し方は、なぜ引き込まれるのか? 第7章 トップリーダーの詰めは甘くない
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Posted by ブクログ
プレゼンや人前で話す系書籍を集中してインプットする中で本書を選択。著者は元NHKアナウンサーで、政治家や経営者などのスピーチコンサルティングをしている方。あまり期待せずに選んだが結果、よかった。心理学の知見を加えたスピーチテクニックが特徴的。『話し方教室』に通じるものも多い。「準備が大事」は間違いないのだが、「その準備の時間がとれないなら」というメソッドが正直言ってありがたい。
Posted by ブクログ
世界のトップリーダーは言葉を発する一分前に何をしているのか。準備に余念がない。話し方だけでなく心の準備を怠らない。
口下手な人でも話す前の心構えや習慣を変えれば伝わる人へと成長できる。深呼吸をする、伝えたい感情を明確にする、相手の反応をも想像する——これらの小さな積み重ねが大きな説得力を生む。
さらに重要なのは「なりたいリーダー像を描く」こと。ただ言葉を発するのではなく自らの理想像を思い描きその姿になりきる。話す前に自分をどう見せたいかを意識し演出することでリーダーの風格が生まれる。
言葉は発する前にすでに勝負が決まっている。伝える力は生まれ持った才能ではなく磨けば誰でも手にできる技術なのだ。
Posted by ブクログ
上手く話せたという評価よりも、メインメッセージを印象に残すことが大切。このことは、つい忘れがちで、独りよがりのスピーチをしているような気がした。
これから、スピーチの機会には、もっときちんと組み立てと準備をしようと思う。
Posted by ブクログ
何事も準備が大事。
何度もリハーサルして、本番に臨み、本番後には文字起こしをして改善する。今までこれらのことは絶対にできないと思っていたけど、経験値が増えたからか、技術が高まったからか、余裕ができたからか、なぜかできそうな自信が湧いてきている。準備9割、本番1割でこれからも授業に取り組んでいく。
Posted by ブクログ
トップリーダーとしてのペルソナ設定と準備で、プレゼンのレベルを上げる。
プレゼン系の本は色々と読んできたが、本書は心理的な側面を重視し、どのように準備をしていくかに重点が置かれている。分かりやすいの更に上の段階が、トップリーダーとしてのプレゼンになるというのは、まだ分かりやすいが先に出てしまう自分にとっても意識をあらためてくれると感じた。
また自分を守るという面からのペルソナ設定というのも、どこから批判が飛んでくるか分からないリーダーとしては必要な感覚であると思うし、どのようにするかは、自分でも考えていきたい。
Posted by ブクログ
大統領や組織のトップがどれだけ入念に準備や練習しているか、という話。よって内容も、分かりやすさより「魅せる」ことを重視。
一般社員が半年前から準備するのは非現実的だが、聴衆に行動変容を起こすためにはどんなアプローチや準備が有効かを学ぶことはできそう。
Posted by ブクログ
準備の大切さがわかる本。プレゼン時の所作にも気を配れるようにしたいと思う。自分をどのように見せたいのかイメージし、俯瞰してセルフパペットを操るという考えは新鮮に感じた。
Posted by ブクログ
話の上手さは、生まれ持った才能ではない。必ず習得できる訓練可能なスキル。そのスキルを教えてくれる本です。
① 世界のトップリーダーは誰よりも入念な準備をしている。場数をこなすだけではダメ。ちゃんと通しリハーサルをする必要がある。
② 人前で話すことが決まったらまず考えることは
・目的は何か
・メインメッセージは何か
・あなたは誰か
③ アファメーション、パワーポーズで自信をつける
④ 第一印象としてふさわしいのは、「重圧感」を持たせること。
・背筋を伸ばしてゆっくり歩く
・カツカツと靴音を響かせる
・堂々と前を見る
・沈黙を作る
・アタック音(「さぁ、始めましょう」と言って 手を叩く)
Posted by ブクログ
プレゼンテーションの準備
準備や練習の量と、成功の数は比例します
目的は何か
メインメッセージは何か 本音を入れる
あなたは誰か セルフ パペット
メンタルを整える
アファメーション 肯定的自己宣言
緊張した場合の対応策を決める
自己決定感 やろうという気持ち
プレゼンテーション終盤には終了のサインを出す
最初がうまくいけば全てうまくいく
ゆっくり歩いて登場
堂々と前を見る
沈黙のタイミング
呼びかけ リアルな聞き手 皆さん
オンライン あなた
代弁する 同調効果
予言する 前フリで聞き手の気持ちコントロール
問いかけ ここまで、よろしいでしょうか?
最後の締め
Passion 情熱 私はずっと〜だと思っていた
Let’s 誘い 〜しましょう
Pleaseお願い どうぞ〜してください
自分のプレゼンテーションを録音 録画し 一旦寝かせて、確認する 客観的に見ることができる
話し方を学べば、人生が動き出す
人生はセルフプレゼンの連続