あらすじ
女子高校生・白木あずさには、裏の顔があった。「加害者でありながら、そのことを忘れたり、自覚すらしていない人間」に、自らの犯した罪を思い出させる<復讐人>としての顔。忘れることは決して許さない。加害者に忘れられてしまった被害者の依頼を受け、「わるいひと」を懲らしめる、それはあずさにとって最高の快楽であった。そしてそんな彼女自身にも「自分を思い出させなければいけない」復讐のターゲットがいた……。
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正当な復讐代行をしてくれる話、最近流行ってる気がしますが、これもいいですね。世の中理不尽が罷り通っていますが、せめてフィクションの中だけでも正義があることを確認したいです。本作品の復讐代行者は可憐な女の子。絵も綺麗で、すんなり読めます。
正義と復讐
正義と復讐の関係を描いた作品である。法律で裁かれない犯人に対してどのような態度で臨むべきか、犯人への復讐は是か非か。何度も取り上げられたテーマではあるが、単に復讐のカタルシスだけで良しとするわけにはいかないような気がする。
絵柄はしっかりとしていて、キャラクターが良く立っている。