あらすじ
人間の悩みの本質は2000年間変わっていない―
ストア哲学が、いま、シリコンバレーで大流行しているのには理由がありました。
とめどない不安に襲われがちな現代社会において「生き方の指針となる」のです。
2000年前を生きたマルクス・アウレリウス、エピクテトス、セネカらの言葉。
その奥にある、深い重要な原理は、この悩み多い時代の中で「どう生きるべきか」を示してくれる道しるべなのです。
本書では、英国ガーディアン紙の人気コラムニストである著者が古代ギリシア哲人に学ぶ「心の持ち方」をエッセンスとともにわかりやすく紹介します。
<目次>
第1部 ストア哲学のエッセンス
第2部 人生とその不条理について
第3部 耐え忍ばなくてはいけないとき
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Posted by ブクログ
すっごくすっごくタメになった!!本の題名の通り、心穏やかに生きるためのヒントが様々な視点において散りばめられていた。
ストア哲学は初めて聞いたが、考え方や著者の解釈の仕方も含めて共感や学びの多い本だった。
特にコントロールテストについては悩んだ時にすごく活用できる手法だと感じた。
自分はコントロールできないこととどこかでわかっていながらも、それでもどうにかできるのではという根拠のない自信が働いてしまうことも多かった気がする。しかし、自分より学びの深い先人達が世の中にはコントロールできないものもある、むしろそっちの方が多いと言いきってくれたおかげで、コントロールできないものがあってもいいんだと許された気持ちになった。
唯一自分の考えに沿わなかったのは希望をもたない、もちすぎない方が良いという点であったが、それもまたひとつの考えであり、自分の中で信じたいものや確立していきたい考えを見つけられたという面において機能してくれたのだろうと感じる。
Posted by ブクログ
人生の捉え方が変わる一冊。
以前から「人は死んだらどうなるのか」疑問に感じており、また恐れも感じていた。死後の世界などなく、ただ無になるという死が怖くて堪らなかった。
本書は、死に対して重要な示唆に富んでいる。つまり、否定的な視覚化によって死に備えること、時間の有限性を認識すること、周りの人の死を想うこと。
死が怖いという感情は真っ当だとしても、それをコントロール出来ないものと認識し、コントロール出来るものに集中することが大切なのだと学んだ。
また、「コントロールできるものとできないものを分類し、出来るものだけに焦点を当てる」という思考法は、より良い他者との関わり方や自らの精神状態の安定を目指す上でも重要な視点だと感じた。
Posted by ブクログ
ストア哲学に興味があって読んでみた。
第1部でストア哲学の要点をわかりやすくまとめ、第2部では人生、第3部では死との向き合い方を、著者自身の実践を交えて紹介している。
セネカ、エピクテトス、マルクス・アウレリウスの3人の哲学者が登場。特にエピクテトスの教えが新鮮で、もう少し深掘りしたくなった。
SNSとの付き合い方についてもストア哲学の観点から触れられており、批判への向き合い方がとても印象的。
「侮辱が的を射ているか自問し、誤りなら感謝して直し、単なる侮辱ならユーモアで返す」。
この考え方、SNSだけでなく日常にも使える。
ストア哲学が今また注目されている理由、読んで納得。心を整えたいときにおすすめの一冊。
Posted by ブクログ
「自分がコントロールできるのは、自分の品性、他の人にどう接するか、そして自分の反応だけ。」
コントロールできることだけを最善にするよう努力する、というストア哲学の考え方を意識していきたい。
有限な時間に対して、結果はコントロールできないが、結果を良くするための準備はコントロールできる。
当たり前のように思えて、実際、コントロールが難しい他者の目ばかり心配している…と改めて意識できた。