あらすじ
【櫻いいよ初の本格ファンタジー小説シリーズ第1巻】明日はいい日になる、世界は素敵だ。――そんなの、嘘だ。中学1年生の少女が迷い込んだのは、異種族とひとが共存する、残酷な世界。 【あらすじ】学校からの帰り道で川に落ちたことをきっかけに、人間とは異なる見た目の“じゃない者”と、いわゆる人間“ひと”が共存する不思議な世界に迷い込んだ、中学1年生の冥(めい)。真っ黒な制服姿で突然現れた冥は「言い伝えにある、この国を滅ぼすカラスだ」と考えられ、この国の王族たちから命を狙われる身になってしまう。一緒に川に流されたはずの双子の弟・涅(くり)の行方を探すべく、冥はこの世界で出会った“じゃない者”たちや、奴隷の少年の助けを借りて世界を旅することになるが……。 【目次】0:それは、終わりのはじまり/1:冥と涅、カラスと蒼衣/2:カラスと奴隷と水の者/3:カラスと“ひと”と“じゃない者”/4:カラスとメイと、これから/0:おわりはもう、はじまっている
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Posted by ブクログ
はやく!!!続きを!!!読みたいいいいいいいい!(叫
わたしが子供のころに読めたらどんなによかっただろうと思いつつ、いやべつに大人が呼んだっていいよな!
いまの子どもたちには櫻いいよというストーリーテラーがいるのだなとおもうと羨ましくもあり安心もする。
こんなわくわくするファンタジーをずっとあたためていたなんて、おそるべし我が友人。
(今度ビールごちそうしよう)
メイが子どもなりにあれこれ考えてここではない世界で生きていく姿にじんわりきてしまう。
この先、弟と会えるのか。
わくわくしながら続きを待つのだ。
Posted by ブクログ
櫻いいよさんというと中学生、高校生向けの作品を書かれている印象でしたので今まで読んだことがありませんでした。
しかし読んでみると、本格的なファンタジーで驚きました。登場人物が多くないため子供でも読みやすい 。児童向けと、いわゆる大人向け(?)の間のような物語。この本をきっかけに大人向けのファンタジーも読んでみようかな…!と思えるような作品だと思いました。
正義感の強さが異世界では思いっきり裏目に出てしまっている冥。冥を助けてくれたアオイの過去とは。グレドやアルモニのような異種族たちはなぜ忌み嫌われてるのか。異種族であっても地と天に暮らすものではまた違ってくる世界。この先に未来はあるのか。
1巻は姉、2巻は弟視点というのも面白いなと思いました。2人がようやく会える3巻、、!
ものすごく続きが気になります。