【感想・ネタバレ】百鬼園先生と私のレビュー

あらすじ

私はその頃、百鬼園氏の家の書生であり、学生であり、執事であり、有力な家族の一員であった――自宅へ来る高利貸に応対し、漱石の軸を夫人に買い取ってもらうよう算段をし、佐藤春夫に短篇の紹介を頼む際に同行する。寝食を共にした書生が見た家庭での内田百閒。自宅と別宅の二重生活の様子が綴られる。
巻末に百閒の関連エッセイ・短篇を収録。

(目次より)

ドイツ語の歌/代返/内田先生の時間/ゾルフ大使/青春の日/一分停車/晩飯/撫箏の図に題す/卒業論文/腕時計/学期末試験


『冥途』縁起/砂利場の大将/二本のパイプ/退職金/軸


大検校の軒/小びとのおじさん

内田百閒作品
予科時代/ゾルフ大使/冥途/大尉殺し/山高帽子

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Posted by ブクログ

学生時代、内田百閒の自宅に書生として住み込んだ著者のエッセイ。

百閒の奔放な行動に翻弄される著者。
高利貸から逃れるためホテルに滞在する百閒と自宅の奥さんとの間を取り持つ献身ぶりに惹き込まれる。

巻末に百閒の5短篇を収録。充実感を得られる。

0
2024年10月13日

Posted by ブクログ

内田百閒の書生として
同じ屋根の下で暮らしたことのある
ドイツ語教師の回顧録。
一部、仮名にして小説風のものも。
そして、最後に話題に上がっている
百閒先生の作品も掲載してある
親切設計です( ^∀^)

いや〜、一緒に暮らすのは
やっぱり大変そうな御仁ですな。
自分が朝起きるのが苦手だからと
代わりに駅まで知人の見送りを頼んだり
ヘタな琴を延々と聞かせたり
借金取りから逃げている隠れ家へ
生活費の受け渡しに通わせたり。
でも、なんかやっぱり憎めないんだよな。

0
2025年03月19日

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