あらすじ
家門の跡を継ぐ長子でも、家族の愛を独占できる末っ子でもない、中途半端な2番目として、いつも誰かの影で生きてきたカリナ。 絵を描くことが唯一の趣味だった彼女は、自分に残された時間があと少しだということを知り、今まで交流もなかった婚約者に会いに行くことに。 婚約破棄の書類を胸に抱いて… 「ここにいさせてください」 「正気か?」 「その代わり…婚約を破棄して差し上げます」 この時は思いもしなかった。あれほど望んだ無償の愛と関心を彼がくれることになるなんて。 そのせいで、どうでもよかった人生に未練を抱くことになるなんて…
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面白いです
初めは絵がキレイだなー位で読み始めましたが、話も面白く、どんどん話の世界に惹き込まれました。
ヒロインは、家族から虐げられてる訳ではないけど地味で良くも悪くも手が掛からないため後回しにされ我慢を強いられていましたが、余命幾ばくも無い難病に掛かり 命を盾に家族の愛を求めるのも憚られ、ならば静かに余生を送ろうと名ばかりの婚約者の元へ旅立つお話です。
この名ばかりの婚約者が思いも掛けず家族より親身になって心配してくれるのが、何とも言えず切ないです。
難病の元であるヒロインの絵の才能がこれからどう活きて行くのか楽しみです。