【感想・ネタバレ】万博と殺人鬼のレビュー

あらすじ

1893年の万博開催間近のシカゴ。夢の祭典に邁進する建築家、難航する資金集め、襲いかかる嵐や火災、そして人知れず「殺人ホテル」を作り上げ、おぞましい猟奇犯罪を重ねる連続殺人犯……。新興国アメリカの光と闇を描き切った、エドガー賞受賞の傑作ノンフィクション『悪魔と博覧会』、待望の復刊文庫化。解説/巽孝之

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Posted by ブクログ

シカゴ万博が始まる前の状況から実現、開催中、後始末まで、
建築家バーナムを軸にしながら、多くの人の目線で淡々と描く。
並行して描かれるのは、期待の殺人鬼、H.H.ホームズの人生。
強烈な光と陰の移り変わりが印象的。
大阪万博が開催されている今、万博の本来の意味や価値も考えさせられた。

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2025年06月03日

Posted by ブクログ

1893年、経済恐慌のただなかにあって記録的大成功をおさめたアメリカ・シカゴ万博。しかしその栄光への軌跡の陰で暗躍する、シリアルキラーの姿があった。
「アメリカ最初のシリアルキラー」と呼ばれるH・H・ホームズの猟奇的凶行の数々と、建設ラッシュに湧くシカゴの賑わい、万博実行委員会の面々の苦悩と努力とを圧倒的筆致で並行して描く意欲作。
ただ個人的な嗜好としては、バーナムら万博側の人々の足跡についてははここまで精細に追わなくてもいいかなという気はした。ただあくまでそれは私の好みの問題であって、この作品の優劣には関わりがない。

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2026年07月12日

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