あらすじ
得意を伸ばし、不得意をリカバリーする
ADHDやASDといった発達障害を持つ人は仕事をしていく上で、さまざまな困難を抱えます。
「遅刻してしまう」「提出物の期限が守れない」「コミュニケーションがうまくとれない」「感情のコントロールかできない」「物事を順序だてて考えることができない」「必要以上に落ち込みやすい」などなど。
ほとんどの人が努力をすればすぐに改善できそうなことですが、発達障害の人にはどうしても難しい。だから、世の中のビジネス書に書かれていることをそのまま実践してもうまくいきません。そこで本書は、発達障害当事者である著者自身が見つけた、発達障害の人たちが簡単に真似できて、仕事を続けることができる再現可能なライフハックをまとめました。
実は、発達障害を持つ人は、集中力を発揮したり、記憶したりといった、ほかの人にはない得意な能力も兼ね備えていることが多いのです。環境を調整し、上手に工夫して、苦手な部分を補うことができれば、その力をいかんなく発揮し、素晴らしい成果も残せます。
発達障害を持つ人たちが、周りとトラブルを起こすことなく、ミスを少なく仕事して、ストレスがたまらず、成果を出せる方法を学びましょう。
感情タグBEST3
Posted by ブクログ
ナレーターである発達障害者が生きていくためのライフハック本。
自分がミスする事は当然だと自認しておく。これは大事な考え方だと思う。どうしても反発してしまう自分がいるが取り敢えずミスを認めて謝る事が大切。
落ち込んだ時の対処法も多彩で声がけ一つで前向きになれるので取り入れたい。
このパターンな!で客観視
萎えるわ〜でブレイクスルー。萎えるのは枯れているわけではないので復活可能!
Posted by ブクログ
当事者のライフハックは強烈でとても勉強になりました。
生きづらいからこそ、陰で並ならぬ努力する方法もあったり、気をつけることがあったり…
頑張りすぎず、続けていくことが大事だと思いました。
Posted by ブクログ
発達障害でなくても仕事の向き合い方が勉強になる本だと思う。
「手のひら返しする人には振り回されるから近寄らない方が良い」とか「そのうち飽きたり愛着がわいたりするから苦手な人の観察日記をつける」とか「目覚まし代わりにYahoo!ニュースを見る」とか「攻撃してくるやつを紙やすりだと思う」とか「あえて鈍感でいる」など面白かった。
Posted by ブクログ
好きな言葉
知ったかぶりをしない。
かけた情は水に流せ 受けた恩は石に刻め
自分がしてもらった事を 必ずノートに書き留めていく。
人と人とのご縁 何物にも代え難い事
その人が何を必要としているのか 何が嫌なのか 何を持っていて 何を持っていないのか
言いたい事は明日言え
自分の属している組織は何を1番重要視しているか?
一旦負ける
信頼できる人に話す
辛かった事
折れない 懲りない 諦めない
あと一年は頑張る
Posted by ブクログ
最後の素敵な言葉、自身への考え方、ライフハック、全てにおいて自分への日々の後押しとなりました!
ふらっと読み始めた本でしたがとても読む価値の高い素敵な内容でした!
Posted by ブクログ
部下が恐らく発達障害のため、読んでみました。
この本を読んでいて、「こんなことできないの?」と思ってしまう部分も正直あります。
ただ、当人たちも見ていて、そこにほんとに苦しんでいることを改めて理解できました。
繰り返し、地道に諦めずにやっていくことが大切だと思いました。
また得意不得意がはっきりしているからこそ、得意を伸ばしてあげることも大切だと思いました。
Posted by ブクログ
良い本だった!
発達障害でなくても仕事をする上で参考になる一冊だと思う!
著者はASDとADHDの併存で、その前提での仕事術やご自身の取り扱い説明書がこの本なんだろうけど、私たちもそれぞれに自分の取り扱い説明書が自分の中で作れたらより良い仕事ができるのではと思いました
自分を疑う、自分自身の得意・不得意を洗い出す、虫の目 鳥の目 魚の目 コウモリの目の話は特に参考になった
自分やその特性を把握・理解することが1歩目になるんだろうな〜
信用と信頼は違う、信用すると決めた相手にトカゲのしっぽの部分だけ預ける、という話が大好き
心に刻んでこ
Posted by ブクログ
発達障害でライターの著者が、工夫して取り組んできた仕事や生活のコツが100も書いてある。もちろん、100もあるので、これはどうかなと思う部分もあると思うが、役立つものも多くある