【感想・ネタバレ】シン・オーガニックのレビュー

あらすじ

斎藤幸平氏推薦! 「無農薬、無肥料? 良さそうだけど、無理じゃない? 持続可能性には大事だけど、スピも怪しい。 そんな疑念を持つあなたに捧げる必読の一冊。」 世界の食料需給の逼迫が懸念される一方で、カーボンゼロや生物多様性の保全を達成しなければならない。地球沸騰を回避し、世界飢餓も防ぐ。この二つの難題を同時に解決しなくてはならない―これが食と農をめぐる現代的な状況だ。 こうした前提には世界的にコンセンサスが得られている。しかしそれを実現する手法となるとまさに百花繚乱だ。AIやドローンや人工肉、細胞培養等の先端技術を用いたフードテックがあると同時に、有機農業や自然農法、リジェネラティブ農業などがある。 なぜ化学肥料や農薬を使わなくとも作物は育つのか? なぜ耕さなくてもよいのか? なぜ多様な植物が必要なのか? ―有機農業や自然農法にかかわる“そもそも”の問いに、最先端の科学的知見と篤農家の叡智から縦横に語る

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感情タグBEST3

Posted by ブクログ

地球の成り立ちから生物の誕生、植物と土の関係から始まり、なぜ無化学肥料無農薬栽培が土壌と作物を健康にすることにつながるのかが丁寧に解説されている。

中盤からは実際の事例とともに科学的な知見を踏まえて、どんな農業を目指していくべきなのかが示されている。
終盤の篤農家の言葉は考えさせられるものがあるし、これを胸に畑に立ちたいと思う。

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2025年03月30日

Posted by ブクログ

筆者の膨大な知識量に圧倒されながら、農業というか、生態系の奥深さに改めて感銘を受ける。植物は可塑性が高いので、ある意味、どんな状況でも育ってしまう。が、その実、真の姿は見えていないというのが実態なんだと思う。

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2025年01月07日

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