あらすじ
「怪童」が経営する遊園地「天獄園」を舞台にしたスピンオフ、その第2弾。
今回は、ミラーハウス、ゴーカートといったアトラクションのエピソードにくわえて、ナイトパレードやスーベニア(おみやげ)にまつわるえエピソードも収録、怪童に誘われて開発スタッフとなった六条教授のアトラクションも登場する。
その六条教授をライバル視するよどみの動向も気になるところだ。
この本を読む前に「ふしぎ駄菓子屋 銭天堂」公式サイトに掲載されているエピソード「ミステリーヌ」を読もう! さらに天獄園が楽しめるぞ!
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Posted by ブクログ
銭天堂番外編2巻目。これは六条教授がスタッフに加わった事で、天獄園がどう変化したのか描かれた。テーマは「我が身から出た事はいずれ我が身に戻り来る」だろうか。「ビューティー・イン・ミラーハウス」の美依那は、引き立て役にしていたたまきが自信を得たのに腹を立てた、「ジ・エンド・ゴーカート」の陸斗は人からもの奪う事に罪悪感を覚えなかったのが、亡者に体を奪われた。「スーベニア・ベア」の正隆は娘の誕生日を忘れて飲みに行き、謝ろうともせずに拾ったぬいぐるみをプレゼントと偽って渡し、娘を奪われそうになったし、「天獄園のナイトパレード」の千佳は物を大切にせずに捨てて罪悪感も覚えずに更に欲張った事で、妖怪に変化した捨てた物達に追われて最後には違う何かに変化した。「欲よくガム」の藍介は虚栄に塗れてお金をという欲を膨らませたばかりに、自身は薄い存在となったようだ。最後の「ハッピーファミリーハウス」の美佐は刺激を求め過ぎた。スタッフとして働いている裕吾も天獄園で不正を働いたからこそ、囚われた。自分でした事の結果は自分で責任を取るという事だろうか。