あらすじ
「怪童」が経営する遊園地「天獄園」を舞台にしたスピンオフ、その第2弾。
今回は、ミラーハウス、ゴーカートといったアトラクションのエピソードにくわえて、ナイトパレードやスーベニア(おみやげ)にまつわるえエピソードも収録、怪童に誘われて開発スタッフとなった六条教授のアトラクションも登場する。
その六条教授をライバル視するよどみの動向も気になるところだ。
この本を読む前に「ふしぎ駄菓子屋 銭天堂」公式サイトに掲載されているエピソード「ミステリーヌ」を読もう! さらに天獄園が楽しめるぞ!
感情タグBEST3
Posted by ブクログ
心が純粋な子は天獄園に行っても戻ってくる事ができるけど利用はされるのね。と児童書なのに純粋さだけではいけないのを学ぶし、友だちを助けたいと強く願うなら銭天堂の紅子さんが助けてくれる。子どもの頃にこの本を読んだらこんなにもハマるのかなぁ。
保育園の頃に1年に一回もらう絵本の花咲山やちぃちゃんの影法師はずっと記憶に残って、アカネちゃんシリーズも怖いというイメージが残っている。この本も怖いというイメージが残るのだろうか。。。
Posted by ブクログ
天獄園の怖さが増してきてる。
ひどい目にあった人の中には自業自得といいたい人もいるのだけど、子供は特に、あそこまでの目に合うほどではないのではと思えてしまうことも。
でも、助かってる人もいてほっとする。
やっぱり、最後は人の心なんだろうな。
しかも、怪童のところにあいつが?!
よどみちゃんもいるし、紅子さん、というか銭天堂の天敵が集まってる?!
本編の続きも急いでチェックしなくては。
Posted by ブクログ
天獄園に招かれるお客さんが性格に難ありばかり。
悪のエネルギーを吸いとる天獄園の輝きが増すわけですね。
まさかの六条教授が天獄園へ再就職、
銭天堂のお菓子を食べた同級生に天獄園から救いだされる子がいたり、
銭天堂と天獄園のつながりがちょこっと出てきます。
Posted by ブクログ
3.4年から。前作から、キャンディショップ担当のよどみと六条教授の紅子への恨みが繋がっていく様子が見え、読者をワクワクさせてくれる。刺激的なお話が並ぶので高学年向きかと思われるが、ルビ入りで中学年も手を伸ばしやすい。
Posted by ブクログ
怖い怖い天獄園。
銭天堂のスピンオフなのに2冊目が出た!
もちろん大歓迎。
「ジ・エンド・ゴーカート」は楽しんだ男の子にとっては災厄。
でも、別の子にとっては待ち望んだ幸せ、かも?
自分だけが好きなように、欲張ってやっていると、しっぺ返しは来るもの。
まあ幸せの形はそれぞれ、かもね。
「ナイトパレード」に登場する女の子は物を大事にしない子。
欲しいものはなんでも手に入れ、すぐに飽きて捨てる。
そんなことをしているとバチが当たるよ…
ほーら、やってきたのは、誰かな?
恐ろしいのは「ハッピー・ファミリー・ハウス」に出てくる女の子の物語。
スリルが欲しい、それは若いうちはありがちな無謀さ。
他の話に比べれば、そこまで悪い子ってわけじゃない(まあ、よくしてくれている親に対して酷い態度はとっているけれど)。
なのに天獄園に引き寄せられてしまう。
獲物を狙うはあの人だ。
怖いのに、結末をしりたくなる。
天獄園は今日も休まずオープン中。
外から見るだけならイイけれど、チケットを渡されたら、捨てることをお勧めする。