【感想・ネタバレ】3月22日、花束を捧げよ (下)のレビュー

あらすじ

「このまま何もしなければ、いずれ光一(こういち)君は死にます」──一人だけ時を巻き戻り、衝撃の未来予知で蓮(れん)を仲間に引き込んだ海路(かいろ)。明るく陽キャな蓮は、洞察力も観察眼もある頼もしい味方だ。けれど、友人になれたのに、海路は冷たかった蓮の面影を追ってしまう。なぜかつての蓮は、頑なに協力を拒んだのか、理不尽な行動に何を隠していたのか──全ての謎が明かされるタイムリープラブ完結編!! ※口絵・イラスト収録あり

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感情タグBEST3

Posted by ブクログ

ネタバレ

 上下巻まとめての感想。
 何度巻き戻っても上手くいかなくて、ページを捲る手が止まらなかった。彼らが巻き戻るたびに死ななければいけない光一が可哀相。
 最後は懸命に運命の死を回避しようとする二人に絆されたのか、光一の命を狙う死神も諦めてくれてよかった。これだけの長編を飽きることなく読み進めさせる筆力は圧巻。

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2025年11月16日

ネタバレ 購入済み

上下巻の表紙がすごくいい!

BLとしてはソフトな感じでしたが、SFとしてとても面白かったです。
事故で、かばった かばわれたで、あそこまで深い罪悪感を持つっていうのが不可解でしたが(両方100%被害者)着地点から逆に見ればまあ納得かな。
献花の花にグリーンカーネーションが入っていたので、グを抜いて、そういうオチに持ってくのかなぁと思っていたけど伏線ではなく、ラストまでの予測が外れまくって楽しく振り回されました。
健全な男子高校生CPで、かわいい。

#切ない #ドキドキハラハラ

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2025年02月18日

Posted by ブクログ

長かった。面白かった。
相変わらずの深刻な設定に、結構しんどい思いもしたが。
それでもやっぱり面白く、この設定、展開、オチを創作する小中先生はやっぱりすごいね!

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2024年10月06日

匿名

購入済み

作者様買いです。
下巻が出るまで待って読み始めました。
ハラハラドキドキしながら読みました。
最初は海路の想いが切なくて切なくて
ちょいと辛かったです。
最後に報われて良かったなと思いました。
何回も読み直そうと思います。

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2024年08月21日

Posted by ブクログ

まず本の厚さに驚きました(笑)

上のラストで自分だけがタイムスリープしてしまいホワイト蓮に話し共に光一を死なせない為にと作戦を練る海路の前向きな姿勢が凄いと思いました。
蓮もブラック蓮とは違いとても協力的で海路に対しても優しくて。
だから何故ブラック蓮はあそこまで海路に冷たく辛くあたっていたのかが謎で。
光一と3人で過ごすようになり光一の苦悩等を知りに海路の気持ちが好きな人の好きな人を死なせたくないから大切な親友を死なせたくないに変化していく過程は良かった。
そんな中で蓮に好きだと言われ、でも蓮は海路がブラック蓮を好きだと思っていてどちらも好きになっている自分に戸惑うのは切なさがありました。
3人で協力し、光一の死ぬのを止める事が出来たのけれどタイムスリープの理由と結末を知りブラック蓮が現れホワイト蓮と融合しその後2人の取った行動がハラハラドキドキでした。
その時に恋人らしいことをしたいと言う海路が可愛く、蓮の海路を想う気持ちが堪りませんでした。
もうダメだ、となった時に咄嗟に取ったお互いの行動によりようやく死から回避されたのにはもう涙が止まらず。

ラストはとても穏やかに、楽しくイチャイチャな2人が愛おしかったです。

光一の死を巡る内容が凄く凝っていて、しかも海路、蓮、光一それぞれに色々と思いがありただBL小説を読むだけではなかった作品、中々巡り合えないので今回私の中で忘れられない作品となりました。

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2024年08月06日

Posted by ブクログ

最初に出てきた雨月物語がメインの下敷きだと思って読んでいたので、最後まで読んでも本当にハッピーエンド…なのか…?という気持ち。最後の最後で光一が意外にも肉食系であることが明かされたことも合わせて、蓮達の預かり知らぬ所で光一は誰かの恨みを買っていたから死の運命から逃れられなかったのでは…雨月物語をなぞるなら、朝だと思ったら夜だった、実は3月22日は終わりではないのでは…とかずっと考えていました。

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2024年11月23日

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