あらすじ
【「怖い/むずかしい/わからない」ITを、あなたのビジネスの武器にする】
「技術の背景、価値、そのつながりまでも一望できる」累計7万部のロングセラーが大改訂!
知らないでは済まされない生成AIの基礎知識から、あらためて問うDXの本質まで、新規項目を大幅追加。もちろんクラウド、サイバーセキュリティ、IoTなど、変わらず重要であり続けるITトピックも、時流に合わせて見直しています。デジタル前提のビジネスに適応し、さらに一歩先んじるための知識がコレ1冊で身に付きます!【特典】図版はすべてPowerPointデータで提供、ロイヤリティフリーで利用可能! 研修教材や提案書などで、学んだ知識を活かす際にご活用ください。
■こんな方におすすめ
・IT業界全体のトレンドを知りたい就活生/エンジニアの方
・トレンドをビジネスに活用していきたい社会人の方
■目次
第1章 デジタルの基礎知識~デジタルの本来の意味と役割を理解する
第2章 DX/デジタル・トランスフォーメーション~デジタル前提の社会に適応するために会社
第3章 ITインフラストラクチャー~変化に俊敏に対処できるITの実現
第4章 クラウド・コンピューティング~所有せずに使用するITのこれからの常識
第5章 サイバー・セキュリティ~デジタル化が進む事業基盤の安全対策は重要な経営課題
第6章 IoT/モノのインターネット~現実世界と仮想世界の狭間をつなぐゲートウェイ
第7章 AI/人工知能~人間の知的能力を拡張するコンパニオン
第8章 開発と運用~できるだけ作らずにITサービスを実現する
第9章 いま注目しておきたいテクノロジー~留まることのない進化、置き換わる常識に目を向ける
巻末 DXの実践~まずは「いま」を終わらせることから始める
■著者プロフィール
●斎藤昌義(さいとう まさのり):1982 年、日本IBM に入社、営業として一部上場の電気電子関連企業を担当。その後営業企画部門に在籍した後、同社を退職。1995年、ネットコマース株式会社を設立、代表取締役に就任。産学連携事業やベンチャー企業の立ち上げのプロデュース、大手IT ソリューションベンダーの事業戦略の策定、営業組織の改革支援、人材育成やビジネスコーチング、ユーザー企業の情報システムの企画・戦略の策定などに従事。IT 関係者による災害ボランティア団体「一般社団法人・情報支援レスキュー隊」代表理事。『未来を味方にする技術』『システムインテグレーション再生の戦略』『システムインテグレーション崩壊』(すべて技術評論社 刊)ほかの著書、雑誌寄稿や取材記事、講義・講演など多数。
感情タグBEST3
Posted by ブクログ
昨今のDX関係の知識をバランス良く頭に入れられる書籍だった。
VUCAの時代には圧倒的なスピードでソフトウェアの変革と改善を繰り返し新たな価値の創出と効率性の向上を反復していかなければ生き残れず、そのためにはデジタル技術を活用した変革が必要であるということ。
仮想サーバ、クラウドの活用、セキュリティの確保、IoT→デジタルツインで現実世界の最適化と現実世界の情報を仮想世界でつなぐことによる新たなビジネスの創出、生成AIの活用、マイクロサービスの活用やノーコード/ローコードツールや生成AIを活用したアジャイル開発によるスピーディーな業務システムの開発・改修、ブロックチェーン、量子コンピュータなどの新たな手法の活用などが現在の各企業に求められている。
個人的には、IOWN構想に巨大な夢を感じた。
Posted by ブクログ
ITトレンドの内容は専門分野で仕事していることもあり、ざっくりとは理解しているつもりなのですが、直接的に取り組めておらずイマイチ断片的な知識になっている不安から、俯瞰的に端的にまとまっていそうな本書を手に取りました。
図解の部分は正直説明がないと理解しづらいものもありましたが、広く浅く情報をおさえるには良いと思います。
また、コンサル的な仕事をしている人が、人に分かりやすく伝える表現の仕方、の参考にもなると思います。
このようにまとめて辞書的に使える情報はネットにもなかなか落ちていないので、ふとした時にもベラベラ確認することもできますし、便利な書籍だと思います。