【感想・ネタバレ】林達夫のドラマトゥルギーのレビュー

あらすじ

戦前・戦後を通じ、岩波、中公、平凡社などの編集者として反戦と自由主義を貫き、時代の言説を編み続けた知識人の生涯と活動の軌跡。

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Posted by ブクログ

 前半の評伝部分は知らなかったことが多かった。
 後半の評論的な部分は、やはり書いて残された資料が少ないから、どうしても事実を以て語らしめるという具合にはならないな。
 逆に言うと、ほんとうに、これだけしか刊行物が無いのに、思想的な立場を異にする様々な人達が話題に上らせる存在というのは素晴らしいな。思えば、林達夫の存在を知ったのは、谷沢・向井さんたちの著作であった。また、文庫本の解説は庄司薫が書いていたバージョンもあった。
 

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2025年04月29日

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