あらすじ
ケリー・マクゴニガル(『スタンフォードの自分を変える教室』、
ロバート・チャルディーニ(『影響力の武器』)ら絶賛!
米国のエリート学生も、アドリブで話すのは苦手。
彼らの人生を変えたスタンフォードの人気講義が書籍化!
“とっさに”話せるためには、“あらかじめ”準備を!
本書ではまず、緊張したときに使う、自分だけの「不安対策プラン」をつくります。
さらに、即興で自分らしく話を組み立てるための「型」を身につけましょう。
最後に、よくあるシチュエーション6つの乗り切り方や会話例を学びます。
コミュニケーション学や心理学、進化生物学、社会学、教育学の学術論文、
そして即興コメディアンや大統領選討論会のアドバイザーから得たヒントに基づく人気授業の内容を大公開!
〈こんな方におすすめ〉
●口ベタなので、急に話を振られるのが怖い
●会議で意見を求められると固まる
●プレゼンはまだしも、最後の質疑応答が本当に嫌
●乾杯の挨拶は、断れるものなら断りたい
●立食パーティーは、できれば行きたくない
〈本書で紹介する「話し方の型」〉
●「何→それが何→それで何」
●「4つのK」
●「SOS」
●「こ・れ・か」……その他多数
〈各氏絶賛!〉
●チャールズ・デュヒッグ(『習慣の力』)
●ダニエル・ピンク(『THE POWER OF REGRET』)
●ケイティ・ミルクマン(『自分を変える方法』)など
〈目次〉
PART 1 理論編:即答力を鍛える6つのステップ
第1章 気持ちを落ち着ける──不安感を手なずけよう
第2章 自己を解き放つ──目指すは平均点
第3章 心構えを変える──マインドセットを意識しよう
第4章 耳を傾ける──「とにかく話す」が正解とは限らない
第5章 話を構成する──アドリブにも型はある
第6章 焦点を定める──聞き手の関心を引き込むように
PART 2 応用編:6つのシチュエーション
シチュエーション1 雑談
シチュエーション2 祝辞・弔辞・紹介
シチュエーション3 売り込み・説得
シチュエーション4 質疑応答
シチュエーション5 フィードバック
シチュエーション6 謝罪
※本電子書籍は同名出版物を底本として作成しました。記載内容は印刷出版当時のものです。
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※印刷出版とは異なる表記・表現の場合があります。予めご了承ください。
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感情タグBEST3
Posted by ブクログ
アドリブに対応できない、咄嗟に気の利いたコメントが出ない、用意した台本を読み上げることしかできない、私を含め、そういった悩みを持っている人は多いでしょう。
この本はそんなスマートに話せないことに課題を持っている人たちにステップと実例を紹介してくれます。
ステップやコツに従い、練習を積み重ねるイメージがつく良書です。この本を携えながら、スマートな話し方を身につけていきたいです。
Posted by ブクログ
超オススメ!
これは常に読めるように買っておこう。
副題にアドリブ力とあるが、人と話すための思考法みたいな感じ。
人(対一人や対大勢など)とのコミュニケーションを円滑にするためには、どういった手法が良いか分かりやすく丁寧に書いている。
途中、"実践してみよう"のコーナーがあり訓練も出来る。
内容が濃いのでサクサクは読めないが非常に面白い。
下記は備忘録
ヒューリスティック=思考の近道
これは落とし穴がある。
さっきまで参加していた会議のフィードバックが聞きたい。→フィードバックのみ頭に入り(勝手に解釈して)反省点などをペラペラ話してしまう。→×
あなたが聞きたいのは会議の内容か、全体的な印象かなど相手に聞いてみる→○
これは自分自身、勝手な解釈をするケースが非常に多いのでホント気を付けないと。
ヒューリスティックに支配されない!
p69.誰でも話す時、何か素晴らしいことを言わなければならないと気負う。→自分をよくみせようと思うのではなく、話す相手にプレゼントする気持ちで。
Posted by ブクログ
TEDトークがきっかけで本を購入。
優れた話し手は準備と練習を積み重ねてきた結果だということがわかる。多くのメソッドをこの本で紹介してくれているが、そのメソッドも練習をして体現できるようにしないといけない。
重要なポイントとして練習をし、自信がつけば、話すことに意識が向けられ、自分らしさをさらに引き出せるということである。
Posted by ブクログ
アドリブで話さないといけないシチュエーションがある人に向けた本。常日頃からの準備や練習がアドリブ力の源泉であるということがよくわかった。
後半の「話の型を身につける」というところは一度では覚えきれないので再読しながら意識していくと良さそう。
Posted by ブクログ
パート1でアドリブについて理論的に説明してパート2でよくあるアドリブパターンのシチュエーションを6つ紹介してる。
パート2の実践的内容だけを読むのでもいいけど、パート1の理論的に解説してある内容を読んでからの方が自分の中での納得感を得やすい。
Posted by ブクログ
咄嗟に話を振られた時の自分の身体に起きる現象をそのまま受け入れ、主役は自分でなく相手であり、ピンチはチャンスであるとマインドセットした上で、
相手に伝わりやすい話し方の「型」を用いてtalkする。
マインドセットの思考を習慣化し「型」を般化させることがthink fast,talk smartを実現させることに繋がる。
Posted by ブクログ
コミュニケーション、スピーチなどの訓練のお話
ただ、効率だけ求めるわけでなく、平均点を目指す訓練を日々行い咄嗟の時も平均点以上を目指す。
Tedトークみたいにいつでも完璧なプレゼンは出来ないことを認識しておく
Posted by ブクログ
パラッと見た目次の内容に惹かれ、読んでみた。
とっさの受け答えが必要なとき、どのように対処すれば良いか基礎、実践通じてステップワイズに説明してくれているという印象を持った。
MBAを取ろうとするような人でも、そんなにとっさの対応ってできないものなの?とちょっと意外。
上手く答えようとせず、平均的な答えが出せれば十分だと伝えたり、シチュエーションに応じたフレームワーク(日本語に引っ掛けており原著とは違うかも)を示してくれるなど、試してみたいと思えるような内容が多いと感じた(個人的に質疑応答のところは特にやってみたいと思った)。
Posted by ブクログ
会社の研修や議論の場で、話をうまくまとめて発信するのが苦手だと感じていた。そこで手に取ったのが本書である。
結論から言うと、アドリブでうまく話すには「練習」と「準備」が何より大切だということに気づかされた。
特に印象に残ったポイント:
・不安を興奮に置き換えることで、自分が主導権を握れる。
・誰もが「何か素晴らしいことを言わなければ」と気負いがちだが、必ずしもそうではない。
・他人の成功を脅威ではなく刺激として受け止め、そこから学ぼうとする姿勢が大切。
・話すこと自体は手段であり、何を達成したいのかを明確にすることが重要。
・伝えたい情報は最初に簡潔に伝える。これは、相手の理解を助け、メッセージをより伝わりやすくする。
本書を通じて、即興的な受け答えにも事前の準備が欠かせないことを再認識した。さらに、話すことに苦手意識がある人の気持ちをやわらげ、前向きにしてくれる内容でもあった。人前で緊張してうまく話せない人に、特におすすめしたい一冊だ。
Posted by ブクログ
think fast,talk smart 素直に欲しい
感情的、行動的、認知的 な不安をできるだけ抑止
客観的に外から自分を見る
深呼吸
冷やす
水飲む
精度、関係性、わかりやすさ、簡潔さ
精度・・どう動いて欲しいか、話に目的を明確にする
関係性・・相手にどう響くか 立場や性格や自分や話す内容に対してどう言う関係にあるか
Posted by ブクログ
急に話を振られても、困らないためのアドリブ力について3つのステップで理論を紹介している
また、思考のスピードを上げより、スマートな話し方を身に付ける事は誰でも可能だと書いている
1気持ちを落ち着ける、
不安を解消する2つのアプローチ。
1つ目とっさに生じる不安の症状への対処、
2つ目不安の根本的な原因への対応、
不安の3つの症状
感情面、行動面、認知面
不安感を否定したり、無視したりせずに認めそのまま受け止める。そして不安を興奮と捉え直す(体への影響という意味では、不安も興奮も対して変わらない)
2事項解き放つ
3心構えを変える。
4つのマインドセット
硬直からしなやかへ
主役は聞き手対応
「そう、でも」から「そう、それで)へ:そしてと言う受け止めは、極めて進行がありながら、非常にパワフルな効果を発揮
次の1点に集中
Posted by ブクログ
欧米人はアドリブトークドンと来い!みたいなイメージを持ってましたがこの本がベストセラーになるということはそんなことないんですね。
Part1の理論編はかなり冗長な感じでしたが、後半の応用編は使ってみようと思える内容でした。
とはいえ、型を覚えても実際のトークで使えるようになるにはかなり訓練が必要でしょう。
Posted by ブクログ
2025年1月25日、渋谷の試飲調査の帰り立川駅構内の書店「ペーパー・ウォール」にて。 スタンフォードの講義らしい。Think Fastというワードが必ず読んだ方がいいかも。
Posted by ブクログ
咄嗟に話さなければならない時につい緊張してうまく言葉が出てこない、何を話せば良いかわからなくなる。それを克服するヒントが欲しく購入。
メモ
・不安は誰でも感じる、否定するものではない。緊張ではなく、興奮と捉える。感情はそのまま受け止める。
・準備が大切。型を用意しておくとよい。
問題-解決策-利得や、機会に感謝、など。
Posted by ブクログ
まさにタイトルの通り、クイックレスポンス力、急に話を振られても対応できる力をつけたいと思い読書
当該テーマについて、さまざま観点から分析、施策提示をしてくれている本
ポイントが随所でサマリとして表でまとめられているのも親切でよき
最後のシチュエーション別もわかりやすい。
メモ
・思考のスピードをあげよりスマートな話し方を身につけるメソッド 6ステップ
1 アドリブは大変という再確認。不安への対処法を作り上げる
2 コミュニケーションの取り組み方と自他評価の仕方の見直し
3 気持ちを切り替える取り組み
4 相手が何を話しているかに耳を傾けつつ、自分の内心の声や直感にも注意を向ける
5 メッセージをよりわかりやすく的確に説得力を持って伝えられる話の組み立て方
6 焦点を絞り、心に届く形で簡潔に伝える
・1番の秘訣は練習と準備。
・緊張は興奮と捉えてみる。感情はそのまま受け止める。
・成り行きのコミュニケーションは会話と捉えてみる
・焦点を定める。聞き手への響き方を意識する。わかりやすさ。簡潔さ。
・機会、関係、逸話、感謝
・フィードバック
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協力を呼びかける
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