【感想・ネタバレ】熊楠さん、世界を歩く。 冒険と学問のマンダラへのレビュー

あらすじ

幼い頃から和歌山の森と図鑑に遊び,アメリカでの学生生活やキューバでの冒険旅行後に渡英.大英博物館に通いつめ,帰国後は粘菌などの研究や,故郷の森の保護運動で知られる南方熊楠.残された豊富な一次資料から,「楽しさ」に満ちたその生涯を再現し,天才・奇才として捉えられがちな熊楠像を覆す,画期的評伝!

...続きを読む
\ レビュー投稿でポイントプレゼント / ※購入済みの作品が対象となります
レビューを書く

感情タグBEST3

Posted by ブクログ

南方熊楠は知の巨人と呼ばれ、分野を超えた探究とその著作の多さでも有名。この本は、南方さんの著作の中から言葉を選び、更に親しみやすい現代語訳を交えながら、その人生の歩みを紐解くという構成になっている。著者はさしずめナビゲーターといったところだろうか。その時代時代で出会った人々や、何に傾倒していたかがよく理解できる。ピーター・ラビットのビアトリクス・ポターとニアミスしていた事実には驚いた。

0
2026年03月12日

Posted by ブクログ

南方熊楠に関する内外のいろいろな書物や論文、書簡から、平易な言葉でかの人となりを語り尽くしている。学問とは、学問への姿勢はかくあるべし、と考えさせられた。南方マンダラ、私自身、偶然や縁あって多数の線が交錯する萃点で学ばせてもらえていると感じることがあり、強く共感させられた。

0
2024年06月26日

Posted by ブクログ

南方熊楠の人物史、人物像を分かりやすく捉えられる一冊だった。
現代語訳での引用もこれから勉強しようという人にとっては非常にありがたいのではないか。

0
2025年09月21日

Posted by ブクログ

とても読み進めやすい本でした。
博覧強記の天才肌の民俗学、生物学のアマチュア的学者のイメージを持っていましたが、その人生を流し読むことができ、意図した読書ができました。
ピーター⋅ラビットの作者ビクトリアス·ポターと南方との生い立ちの比較や柳田国男や牧野富太郎との接点など興味深く読みました。
南方が息を引き取った日の最後の言葉など生命に一貫して興味を持ち続けた南方らしく、また、昭和天皇へのご進講と神島の話しは、南方へのご褒美の様な気がして心が温まりました。。

0
2024年07月01日

「ノンフィクション」ランキング