【感想・ネタバレ】言葉にする習慣 思いがまとまる・伝わる「言語化力」の身につけ方のレビュー

あらすじ

心を動かす言葉が、自然に出てくる。
現役コピーライターが「漠然とした思い」を「自分の言葉」に変える方法を紹介します。


うまく言葉にできない、と感じることはありますか。
□企画書や提案書の文章を書く時、言葉がうまくまとまらない。とりあえず検索して出てきた例を参考に、文章を作っている。
□ 感じたことや思ったことを、言葉にしたいのに、言語化力がないから、伝わらない。
□会議で意見を聞かれても、「具体性のない」「どこかで聞いたことのある意見」しか言えない。
□自分の話が、なんだか浅いと感じる時がある。気の利いたことを言おうとすると、的外れなことを口走ってしまう。

これは、そんなあなたのための本です。

企画を考える時も、会議での発言も「どういうのが正解なんだろう」と検索したり、
生成AIに聞いたりすれば、「正解っぽいもの」はすぐにわかります。
でも、うまくまとめたり、カッコよく書いたり、それっぽい形にする前に、
「自分が何を思っているか」「何を伝えたいか」がないと、相手の心には何も残らないのです。
借り物の言葉ではなく「生きた言葉=自分の中から出てきた言葉」だからこそ、力が生まれます。


自分の言葉で伝えられるようになるには、「些細なことでも感じたこと・考えたことを言葉にする」習慣を、意識的につける必要があります。
習慣が身につけば、その場しのぎで言葉を表面的にまとめる力ではなく、一生使える「言語化」の力がつきます。


本書では、そうした一生物の言語化力が身につく方法を紹介します。
まずは、気になった習慣を1つだけでも実践してみてください。

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心に刺さる本

自分の意見を言えるようになるにはどうすればいいかを、大きく2章で伝えてくれる本
※個人的には最初の1章が出来るようになればいいと感じた

自分の意見というよりは、物事に対しての「感想」や「評価」がうまく出来ないことが多く、この書籍を手に取りました。


基本的にはメモを普段から取るようにして、自分の思いに気づけるようにしておく。
また、普段から色んなものに対して問いを投げて自分の意見や感想を口に出してトレーニングすることが重要。

また、書籍の最後にあった、この言葉はとても真理を突いてるように感じた
「公私共に人間関係が上手く行く人は、小さなことに気づける人」

#タメになる #共感する

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2025年05月02日

Posted by ブクログ

おしゃべりなのに、内容がなく、言いたいことが人に伝わらない悩みがありこの本を選びました。

「伝える」ということを大きく2つに分解するという工程はあまり考えたことなかったけどすごく納得しました。
私はまず「思い・考えをまとめる」ことができていないとわかりました。

自分自身の生き方を考える良いきっかけにもなったと思います。

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2024年10月20日

Posted by ブクログ

頭や心の中に情報や感情はたくさん詰まっていて、きっとその中には新たな発見や面白さがあるはずなのに、口に出すとなんか濃度がすっごく薄まって出てくる気がする…そんな私の状態とそれをどうしていけばいいかを教えてくれるような本だった。
他にも似たような類の本は何冊か読んできたが、一番具体的で実践的で「試してみよう」と思える本だった。
思いを伝える技術よりも、その前段階の思いや考えを見えないふわふわした状態から具体化して言葉にしてくまでのステップが詳しく書かれてあり、"いろいろ考えているけどうまく言葉にできない"、"どう表現したらいいかわからない"人向けだと思った。
やはり、ひたすら頭に浮かんだ言葉を口に出すことでふわふわよく分からないものから、くっきり見える・認識できるものにしていく作業が全てなんだな。
そうやって「自分の言葉」を生み出してしまえば、
ほぼ材料は揃ったというか。あとは伝え方の訓練をしていけばいいわけで。「自分の言葉」がまだ揃わないうちから型だけ身に付けようとするから、ちゃんと自分の意見も感動も持ってるはずなのに、口に出してた途端に薄まっていくのだと思う。
書き出すことも大切だけど、書いてもそれをさらに口にして伝えようとすると難しさを感じることが多いので、普段から書く動作を入れずとも直結で口に出して伝える練習も必要だと実感。独り言・1人実況・人との会話など、いろんな方法で口にして訓練していこうと思った。

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2025年09月07日

Posted by ブクログ

ネタバレ

オーディオブックにて。

うまくまとめる前に広げることを恐れない
まとめる前に広げることが重要、まず材料を集める
→とにかく端的にまとめようとしていた気がする
→まずは広げてみる、書き出す、音声入力を活用する


自分なりのテーマをたてる
一カ月で気がつくなる人になる
調べる、学ぶ
全く興味のなかったジャンルの本を月に1冊読む
→いつも同じようなジャンルの本ばかり読んでいる気がする
→興味のない本をオーディオブックで探して聴いてみる


最近の出来事のなかから、なんかいいなと感じたことをひとつピックアップする
なぜ、それがいいと感じたのか、どこが一番よかったのかを書き出してみる
→好きなものやなんかいいなと思ったことはたくさんあるが、それを言語化していなかった
→いいなと思ったらどこが一番よかったかをスマホにメモしてみる

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2025年08月26日

Posted by ブクログ

​「会議で話についていけない」「自分の意見がうまく言葉にできない」。

​もしあなたがそんな悩みを抱えているなら、その原因は「思考力」かもしれません。私は、思考力とは**分解力(言語化力)と展開力(論理力)**の2つで構成されていると考えています。
​**『言葉にする習慣』(さわらぎ寛子 著)**は、まさにこの「言語化力」に焦点を当て、モヤモヤとした思考をクリアにする方法を教えてくれる一冊です。

​なぜ言葉にできないのか?3つの原因
​本書では、言葉にできない原因を以下の3つに定義しています。
1、​伝えたいことがない:そもそも思いつかない、
2、​自分でも何が言いたいかわからない:考えが整理されておらず、漠然としている。
3、​相手に伝わる言葉になっていない:明確な思いはあるが、表現方法が適切でない。
​これらの原因は、どれも「頭の中のモヤモヤ」が原因です。私も、会議で意見を求められても、頭の中にぼんやりとしたイメージしかなく、結局何も言えずに終わってしまうことが多々ありました。

​解決策は「とりあえず、言葉にする」こと
​本書が提示する解決策は、とてもシンプルです。
​“とにかく思いを言葉にして、口に出すかメモする”
​脳内のモヤモヤや違和感を意識的に観察し、それをアウトプット(言語化)することで、思考が明確になるそうです。
​「そんなこと知ってるよ」と思う人もいるかもしれません。私もそうでした。しかし、この本を読んで改めてアウトプットの重要性を痛感しました。ただ知識として知っているだけでなく、日々の習慣として実践することがいかに大切か、深く理解することができました。

​明日からできる、具体的な実践法
​本書を読んで、私はさっそく行動に移そうと決意しました。
・​メモ帳を持ち歩く、ないしはスマホのメモを活用する:頭に浮かんだ疑問やアイデア、違和感などの思考をその場で書き留める。
・​1人スピーチ:考えを声に出して、話す練習をする。
​この習慣をいかに継続できるかが、今後の課題です。小さなことからでも、**「言葉にする」**という行動を積み重ねていこうと思います。

​こんな人におすすめしたい一冊
​私と同じように、仕事で自分の意見をうまく伝えられず悩んでいる会社員、特に新入社員や若手ビジネスパーソンにお勧めしたい一冊です。この本は、思考を整理し、自信を持って発言するための第一歩を教えてくれます。
​本書と合わせて、樺沢紫苑氏の**『アウトプット大全』**を読んでみるのもおすすめです。アウトプットの重要性や具体的な方法論について、さらに深く学ぶことができるでしょう。
​言葉にできない悩みを抱えている方は、ぜひ手に取ってみてはいかがでしょうか?

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2025年08月24日

Posted by ブクログ

言葉にすることで自分が何者であるかを定義できて、自信を持って生きていくことができるということを学べた。
せっかくなら定義してみようと思う。
その他、言語化力をつけるための方法がしっかり学べる本だった。

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2025年06月12日

Posted by ブクログ

半年前くらいに買った本。
久しぶりに手帳を書くことに目が向き始めたけど、何だか上手く書けない…そう思っていた時に出会った。
もっと深く考えたい、あるいは勉強のために難しい本を読むけど文章が堅くて分からないから自分の言葉で整理したい、そんな時の考え方のヒントになる気がした。
以下、私が考えるこの本のポイント
小さくてもいいから続けることで習慣になる。
どんな事にも言える事だけど自分の言葉で話せるようになるためには習慣が大事。
最初は拙くても自分の頭で考えたことを書き出して整理するうちに軸が掴めるようになってくる。

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2025年05月30日

Posted by ブクログ

この本は2部構成になっており、第1部「思い・考えをまとめる習慣」、第2部「相手に伝える習慣」について書かれている。第1部は非常に参考になったが、第2部は既知の内容が多く、流し読みした。

第1部の感想
「伝え方の前に、伝えたいことがなければ言葉にできない」という言葉が印象的であった。言葉にできないのは、自分が何を伝えたいか、つまり自分の思いや考えを把握していないからである。

「伝えたいこと」には、以下の2種類があるとされている。
1.意見・考え
2.感情・思い

「モヤモヤした違和感が言語化できると、悩みから早く抜け出せる」とあるように、気持ちや状況を把握し、それを言葉にすることで、自分自身をより深く理解できると感じた。

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2025年01月12日

Posted by ブクログ

一朝一夕で身につく技術じゃないから、この本で学んだことは思い出したときにコツコツ続けていこうかなぁ。

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2024年10月24日

Posted by ブクログ

まず、何を伝えたいかがあって、どう伝えるかがある。

何を伝えるかってとこ、あんまり意識してなかったかな。

あと、自分の仕事をあらためて言葉にするって、なかなか難しいね。

昔、子供にどんな仕事してるの?って聞かれて、うまく答えられなかったこと、思い出した。

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2024年08月31日

Posted by ブクログ

伝え方の前に、自分が伝えたいことを考えるのが大事。調べれば出てくる借り物の言葉ではなく、自分の中にある思いを言葉にする方法を学ぶことができる。

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2025年05月25日

Posted by ブクログ

まず自分の言葉で表現すること、その大事さを伝えたいことが本書で最初に理解できました。
具体的な実践が可能かどうかは正直イメージができませんでしたが、言葉にするという考えは意識していきたいと思います。

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2025年05月06日

Posted by ブクログ

ネタバレ

他者に自分の意図や考えを正確に伝えられるようにさせる「言語化能力」について書かれている本。言語化はビジネスや日常でも大きな武器になるので習得したいところ。
ハウツーとしては以下。
- ボキャブラリーを増やす(本など、新しい言葉に触れる)
- 具体化力を上げる(あいまいさをなくす、つまり形容詞をなるべく使わない)
- 伝達力あげる(著者はSNSを活用)
- アウトプットとフィードバック、反復
- 思いついたことを言ったり書いたり(0秒思考活用)
- 出来事や感情を発言

#感想
はじめに部分がドキッと刺さった。最近では生成AIに代替してもらうこともあり自分なりの言葉が少なくなっていっていた。発言を求められる場でも相手を気にしたり、無難な言い方をしたり、ほかの人の意見に合わせたりなどしてしまうようでは自分らしさが出せないし、言語化能力もなかなか向上しない。まずはアウトプットしてみることからやってみよう。

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2025年04月24日

Posted by ブクログ

少し入ってあたまに入って来にくい本だった。
ただ、大事なポイントはたくさんあった。

(だからはじめにノートとペンを用意してと書いてあったのか。)

自分への向き合い方、相手への伝えかた。
自分に向き合わないと、借り物の言葉では伝わらない。

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2025年04月23日

Posted by ブクログ

「はじめはヤバいでいい」
「ヤバい」とか「エモい」とか言ってしまうのが語彙力なさすぎてダメじゃない?もっと具体的に表現しなきゃ!って思ってたけど、最初はヤバいで良いって良いなと思った。

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2025年04月21日

Posted by ブクログ

言語化を鍛えるために購入した。
この本は2部構成です。
第1部は自分の思いや考えをまとめる方法と、
第2部は相手に伝える方法です。

私は第1部に学ぶことが多かったです。
「うまく伝わらないな」や「うまく言葉にできない」と感じる原因や理由を記載されています。
もちろん、その対策として、どうすれば言葉にできるのか方法も明記しています。

日々の生活の中で取り入れられる方法のため、
すぐに実践できます。

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2025年03月08日

Posted by ブクログ

ネタバレ

取り入れたいこと
・最近モヤモヤしたことをなぜ?で考える
・良かったことをヒーローインタビュー形式で明確に答える
・何かにキャッチコピーを付けてみる

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2025年02月02日

Posted by ブクログ

言語化のノウハウが書いてある本。
結局は自分を見つめ直し、よく観察することが大事。今の時代スマホに時間を取られてしまってるのでやっぱりデジタルデトックスも兼ねて周りを観察する時間を作ろうと思う。
そして言語化することを恐れない場所を作る。ここも含めて日記をなんとなく何のためかよくわからないままやってた時期もあったけど振り返らなくてもいいから言語化する練習場所としてもう一度日記をやろうと思う。

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2025年01月26日

Posted by ブクログ

「うまく言葉にできない」と感じることがあり、思いがまとまる・伝わる「言語化力」の身につけ方のヒントを得たいと思い、本書を読みました。
「伝え方」の前にまずは「伝えたい」が何なのかを自分で把握するところから意識したいと思いました。

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2024年10月26日

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