あらすじ
類を見ない程の魔力量を持ち、麗しい美貌ながらも天涯孤独のエリューンは、家族のように接してくれる護衛騎士のトージュに惹かれるが、彼が側にいるのは王太子オーガスから命令されただけと知ってしまう。心に鎧を纏い魔術の研究に没頭するも、魔力枯渇を起こしたエリューンに、トージュは魔力供給を理由に覆い被さってきて!? 「可愛すぎて困る」興奮する躰への愛撫で絶頂へ追い上げられて、エリューンはその腕に縋るしかなくて……。クールな護衛騎士×希代の魔法使いの溺愛
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未読でも既読でも
『孤独を知る異世界転移者は最強の王に溺愛される』のスピンオフ...というか、同じ物語をエリューン視点から見た物語です。
リッカが現れる前の時点から物語が始まります。前作を未読でも違和感なく物語の世界に入り込めると思いますが、既読だとさらに楽しめるように思います。
エリューン視点の本作は、悲しくても寂しくてもひたすら強がるエリューンが切なくて、涙腺を刺激されまくりでした。
その分幸せな結末が嬉しく、長いこと両片想い状態だった不器用な２人に心からの祝福をおくりたいです！
リッカの話を読んでからこちらの話を読むと、
あの場面の裏（？）側でこんな事が起こっていたのかとより深く知れて良かった。
トージュもいつから前世の記憶があったのか気になっていたのでスッキリしました。
何より、リッカの話は終わりがリッカの夢で終わったので、
その後どうなったのかがモヤっとしていたのが、
こちらの話でその後がちゃんとあったので平穏に戻ったのが実感できて良かったです。
匿名
孤独を知るシリーズ
立夏のお話を先に読んでから、エリューンのお話を読んだのでトージュの想い人はわかっていましたが、トージュに想いを寄せるエリューンからしてみると、本人の性格と育ちからもそう思うよね〜
でもじれったいよね〜…と思いながら楽しませていただきました
