あらすじ
偏差値だけにとらわれない、子どもに合う志望校の選び方がわかる!、D判定からでも逆転合格できる過去問対策(志望校対策)のやり方がわかる!
どこの学校を受験するのか。どのようにして、その学校の入試問題を攻略し、合格するのか。
中学受験でもっとも大事なことですが、大手の進学塾では一部の超難関校を除き
「志望校選び」や「過去問対策」に特化した指導はあまりしてくれません。
そこで、本書では、それぞれの子供によりそい、2000人以上を指導してきた家庭教師だからこそわかる
ご家庭でできる志望校選びと過去問対策のノウハウを惜しみなく公開。
2018年に出て版を重ねた『大逆転の志望校選び』(文藝春秋刊)に大幅に加筆&アップデートし、パワーアップしてお届けします。
【3大特典】・校風マトリクス ・算数&国語過去問マトリクス ・説明会&学園祭チェックシート
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Posted by ブクログ
タイトル通りの内容。
長く中学受験に家庭教師として携わっている安浪氏による、志望校選びと過去問対策についての指南書。
1・2章は志望校選び。
1章では校風マトリクスによる学校の分類を一つの指標として掲げつつも、あくまでその学校の校風をどう感じるかは人それぞれであることを念押しし、実際に足を運んで感じることの重要性を説くバランスの取れた解説。
2章では実際に足を運んでどのような観点で学校を見てくるか、ともすると見落としがちな切り口をいくつも紹介してあり参考になる。学校説明会で聞くことチェックリストも付録されている。
3章以降は過去問の取り組み方法についての実践的な指南。
3章で「赤本」で問題を解く際のやり方、4章は過去問傾向の分析方法、5章は過去問対策を軸とした小6秋以降の志望校対策の流れについて、6章では併願スケジュールほか入試本番前後で留意すべき項目について記載がある。
過去問への取り組み方は塾などによって異なる(特に取り組み開始時期と解くべき年数)とは思うが、出題傾向の分析方法や対策ノートの作り方など、誰でも取り入れられる技も多数紹介されている。
当方、まだまだ小6までは時間があるためさすがに本書を読むのは早かったが、小6夏にもう一度読みたい一冊。