あらすじ
アパルトヘイト時代の南アフリカで育った著者アルン・ガンジー。手の付けられない乱暴な人間に育った彼を、両親は祖父マハトマ・ガンジーの元に送りつけた――。
インドの賢者ガンジーが孫にだけ語った、10の「生き方」のレッスン。
・負の感情をどうとらえるか?
・自分自身とどう向き合うか?
・親として子にどう接するべきか?
・人としてどうあるべきか?
他人、そして自分自身との向き合い方が変わる、人生に響くノンフィクション自己啓発書です。
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Posted by ブクログ
レッスン7 子を育てるということ
子供に学んでほしいことを、あなた自身が実際に行いなさい
子供は親の言うことを聞くのではない。親の行動を見て学んでいるのだ。
「価値観」も立派な遺産になる。
大切なのは、目先の快楽ではなく、ずっと続く価値のほうだ。
レッスン8 謙虚な人は、強い人
自分が正しいと思い込んでいる人は、他人の考えを理解しようともしない。
傲慢な態度は、人を傷つけ、人を分断させる。自分の方が上だと信じていると、そこから怒りや感情が生まれ、人はみなつながっているということを忘れてしまう。
私たちのすべてが、社会に欠かせない存在なんだ。いらない人なんていないんだよ。私たちは、全員で一つの仕事をしているんだ
ある集団を抑圧し、権利を剥奪するのは、彼らの長所を見たくないからでもある。
私たちが差別するのは、自分が強いと感じるために、自分より下の存在を必要としているからだ。
自分に自信がある人なら、他の人の才能や能力を認め、賞賛することができる。彼らが成功しているときは応援し、苦しんでいるときは手をさしのべることができる。
人間は、より大きなコミュニティの流れの一部となり、周りの人とつながったときに、個人としても花開くことができる
レッスン10 許しは勇気だ
あなたが見たい世界の変化に、まずあなた自身がなりなさい