あらすじ
絶世の美少年として異世界に転生したハロルド。
ある日、大切な友人・ルートヴィヒの兄である王太子・アンリが珍しい毒に侵され命の危機に陥ってしまう。アンリを救う薬を作るためには、【天上花】という花が必要であった。
そこで、ハロルドを気に入り勝手に加護を授けた美形の医神・アルスと共に【天上花】を探しに砂の国・ラムル王国に向かうことに。
転移時に巻き込んでしまった伯爵令嬢・エリザベータも含めた3人で旅を始めるのだが、美形3人組の旅は波乱万丈で……?
なんとか、【天上花】がある砂の妖精たちが住む場所に到着したハロルド一行。そこで待ち構えていたのは褐色の肌に輝く銀髪と美しい赤い瞳を持つ砂の妖精の王・カラムだった。
一方、ハロルドの身分を平民のままにしておくのは危険だと考えた王家はハロルドを貴族にするべく密かに動いていて――?
平穏を望む少年の異世界ファンタジー第3幕!
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Posted by ブクログ
認知がおかしい暴力ストーカー少女のキャラクターが、この巻でガラッと変わって「誰?」となった。
ハロルドのおかげで冷静さを取り戻したらしいが、相対する人の表情と言葉から、自身を労る意図が読み取れるなら、ストーカーにはならんし、領民あっての貴族であると自分の行動を律しているのなら、周りの人が死んでしまうような魔法を乱発しないよな。
ハロルドが貴族になるのは、まあ、あれだけ神や妖精や精霊から力を与えられていたら、平民で居ることのほうが危険だろう。もし、平穏に暮らしたいなら、女神に全ての力を返して、ただの人にならなければならないだろうね。
登場するキャラクターたちの親や兄弟は毒親、毒兄弟ばかりで、家族の関係性が冷え切った最悪なパターンの家族ばかりだけれど、作者は家族に対して何か思う所があるのかな?
あと、相変わらず地の文での視点が、あっちこっちのキャラクターに移動するのに、主語がないから「これは誰の思いなの?」「誰の台詞なの?」「誰が行動しているの?」となる事が多い。
作者さんは分かっているだろうけれど、私にはさっぱりわからない。
作者さんの頭の中には映像があって、それを文字に書き起こすこの時間を楽しんでいるのだろうなーというのは、なんとなくわかる。