【感想・ネタバレ】トヨタの子のレビュー

あらすじ

日本企業最大の利益を誇るトヨタ自動車。その創業者&ボンボン御曹司(?)の夢と苦難を綴った「奇想天外」経済小説!

第1号市販車は故障で立ち往生続出。
喜一郎は公職追放で会社解体?
労働争議と苦汁の社長辞任。
“タイムリープ”神社で滝行する章男?
「恥を知れ」と罵られながら臨む、米議会公聴会。
最新鋭水素自動車MIRAI遭難事故?
想像も出来なかった涙の再会……

豊田家御曹司・章男少年は曾祖父・佐吉の顕彰祭へ家族と来ていた。いたずら坊主の章男は裏山から転び落ちた拍子に車にはねられてしまう。一方は明治時代、佐吉の息子・喜一郎は「自動車」に乗ってきたというアキオと名乗る不思議な子供と、しばしの友情を育む。そして時代が進むたび喜一郎の前に不思議な人が次々と現れる……彼らはいったい何を伝えに来たのか?

「もっといいクルマをつくろうよ」
おじいさん、あなたの言葉だったのですね。この小説を読んで二度泣いた。-豊田章男

=主人公はこの二人!=
トヨタ自動車創業者 豊田喜一郎
自動織機で世界を席巻し、日本の自動車産業を興しながら、失意の最後を遂げた男
トヨタ自動車会長 豊田章男
喜一郎の孫。ボンボン御曹司と揶揄されながら、世界一の車メーカーを改革した男

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3.9
Rated 3.9 stars out of 5
Rated 5 stars out of 5
Rated 4 stars out of 5
Rated 3 stars out of 5
Rated 2 stars out of 5
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Posted by ブクログ

警察関連の物語が多かった作者が伝記とタイムワープを融合させた。最後の方は時系列が混乱するけど、世界のトヨタの苦闘と成長物語として読ませて貰いました。乗ってるのはスバルやけど笑

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2025年02月08日

Posted by ブクログ

なんでトヨタ?
しかも、めっちゃ社史…
おまえに、現会長がタイムリープして過去のいろいろな場面に登場?するという、ぶっ飛んだ設定www

なんでこの小説を書こうと思ったんだか?と思って探してみたらありました、インタビュー。

トヨタ自動車創業者、豊田喜一郎生誕130年の節目に刊行された小説で、吉川さんは講談社から執筆を依頼されたとのこと…なるほどね。

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2024年09月19日

Posted by ブクログ

物語として面白く読めた作品。
トヨタの歴史をベースに経済の出来事をリアルに追いながら、リアルでは絶対にありえないフィクション要素でストーリーを構築していく方法はへぇ〜と思った。
もともとトヨタ車及びモリゾウ選手は好きなこともあり、時間をおいて再読しようかなと思える作品でした。ニュル24耐久のところは読んでてちょっとワクワクだった。

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2024年08月25日

Posted by ブクログ

ただのトヨタの歴史ではなく、タイムトラベルという要素を入れてフィクション仕立てにしてトヨタ社史を面白く読める本だった。

ずっと車はトヨタで、なんとなく応援していたけれど、歴史を知ると感動しました。
大きな時代の流れで生き残ってきた強さを感じました。

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2024年08月20日

Posted by ブクログ

なんとトヨタ自動車Σ(゚Д゚)

なんと600頁に迫る長編Σ(゚Д゚)

なんとタイムリープΣ(゚Д゚)

いやいやヨシエリさんよ、
新機軸が過ぎるだろ!
なにをここに来てひと皮剥けようとしとんねん!っていうね

しっかーし!
ヨシエリさんファンのワタクシとしましては、ただただ応援したい
ただただついていきます
さらにパワーアップした姿を見せてくれると信じてついていきます

やれ昔は好きだったけど今はちょっととか
やれ『雀蜂』以降は買ってないとか
やれ法廷モノは合ってないとか
わーわー言うのは本当のファンと言えるのか!と問いたい

現トヨタ自動車会長の豊田章男氏がタイムリープを繰り返しトヨタ自動車創業者で祖父の豊田章一郎氏の人生の節目節目に現れながら、トヨタ自動車の歴史を振り返るという設定が萎えるとか言うのは本当のファンと言えるのか!と問いたい

実際萎えた

えーと、褒めるところ、褒めるところ探そう
非常に読みやすい文体でした
あ、でも単にわいがヨシエリさんの文体に慣れ過ぎてるだけかも

つかなんでこんなん書いたん?(こんなん言うな)

総合的に判断して★4!(寵愛)

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2024年07月21日

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