あらすじ
軍の一部隊をたった一人で全滅させた、敵国の捕虜の世話をしろ――王命により無理難題を押し付けられた、宮廷魔術師のリナル。争いや厄介ごとを嫌う彼の前に現れたのは、戦争で家族も国も失った青年・イトゥリ。言葉も通じず手負いの獣のようなイトゥリに手を焼くけれど…!? 落ちこぼれと揶揄される最底辺の魔術師と全てを奪われた亡国の王子が、帝国に反旗を翻す逆転ファンタジー浪漫!! ※口絵・イラスト収録あり
...続きを読む感情タグBEST3
Posted by ブクログ
帝国に反旗を翻す胸熱ファンタジーBL
胸熱といっていいのかわからないけど......
渡海先生はどんなプロットを立てているんだろう。
どの作品を読んでも物凄い没入感を味わえる。
帝国の人が酷すぎでは?
タイトルの嘘がどういう意味なのかは皆さんお察しのとおりかと。
だから購入したんですが、主人公はここまで?と思うほど平和主義で、対して帝国の人々は蕃族といえるほど人を殺したり奴隷にして虐待したりということに抵抗がなく、正直読んでて気分良くなかったです。
主人公の嘘が明かされたときも特に盛り上がりとかなかったですし、皇太子があれだけしつこかったのがあっさり引いたりとか、首を傾げたくなりました。
攻めは真っ正直そうで、好感は持てました。