あらすじ
『嘘だろ、俺がΩなんて――』 フェロモンを感知させない設備を備える全寮制の椿山学園は、バース性が存在する社会において唯一の“安全地帯”。そこに通う畑仲翔(はたなかかける)は、容姿端麗・成績優秀と、誰もがαと信じて疑わない順風満帆な人生を送っていた。しかしそんな翔に告げられたのは、Ωの診断。翔は発達性のバース障害を伴うΩだったのだ。ショックを受ける翔だったが、その帰り道で“運命”とすれ違ってしまう。急いで学園に戻る翔だったけれど、「“運命の番”を捜しに来ました!」と例の彼が転校してきて……
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ハラハラ感が良かったです。
もともと小説で読んでいて、
CDSというこの物語独自のシステムがあり運命がすぐそばにいるのに気づかない雄大とオメガ性に悩む翔が、一緒に過ごしながらバレそうでバレないドキドキが切なくも楽しくて記憶に残っており、漫画版もかってみました。
漫画なのでサクサク進んでいて、葛藤とか心理描写のところが少し駆け足だったかなって感じはしましたが、楽しく読めました。
受け入れたくないことに拘ってただけで本当は人として好きだし友達でもいたかったし十分大切にしてたんだと思う
それを無理矢理壊してしまったのはだいぶ問題あるかもしれんが('ω' ;)
雄大が翔に恐くないよって何度も言ってるのがジワった
あの破天荒カップルは嫌だった
大好きな人を触られたくない( ゚д゚)
Posted by ブクログ
☆3.0
オメガバ。
Ωという第2性は、男女どちらであろうと孕まされる側という世界観。
オメガバ世界固有の適応障害で、バース性の因子がうまく作用せず普通の男として成長した子が主人公。
Ωとはいえ、受けになるとか思ってなかったのにこの世界では男に抱かれて妊娠する性別・・・って美味しい設定。
案外とても丁寧に距離を詰めてってラブになってたので、そういうのが好きな人にはちょうどいいかな。私は自分の中のサド心が、無理矢理でも・・・と囁くのでちょっと物足りなかった。
電子シーモア 白抜き
匿名
オメガやアルファのフェロモンを無効化する空調設備がある学校が舞台。その設備があれば第2性がなんなのかは全く分からないみたい。
そしてどうやら小説のコミカライズだったようです。
話は面白いのですが、
翔(オメガ)があんなに自分がオメガで運命の番だとバレたくなくて、雄大が追い詰められていくのもみていたのに、絶対自分からは明かさなかった。
のに、雄大が空調設備にハッキングして一部破壊、ドアの鍵さえも開けて乗り込み、ヒート期だったため、そのまま結ばれました。
でも、全く雄大も怒らず、むしろ追い詰めてごめん姿勢。いくら翔がオメガであることを認められなくても、雄大のことを分かっていながらの態度は頑なだったのに、ヒート期にはすぐに受け入れて番になる急展開。
最後まで自分がオメガだとは受け入れれてはいませんでしたが、多様性の世。それもいいんだよ。と。
私は違和感のあるお話でした。