あらすじ
ある日から、音楽活動も執筆も全てやめた。妻・靜代の病気が判明したから。大学一年生のときに、赤いワンピースを着た靜代と出会い、結婚。著者には他に恋人たちができるが…。やがて、かけがえのない最高の女ともだちであることに気づくまで。『たましいの場所』の著者が妻に贈る鎮魂エッセイ。
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Posted by ブクログ
つげ義春の訃報を知り、早川義夫が読みたくなり購入。
先に「海の見える風景」を読んでいたので、時系列が逆になってしまいましたが、本書は妻の靜代さんに対する回想が中心で、いつもながら感心するほどの正直さです。
現代的な合理的視点から見たら、妻に対する対応や関係に問題しかないような内容ですが、当事者しか分からない特別な夫婦関係や家族を築いていたのかと思いながら、不思議な共感と感動を感じました。
荒木経惟の「センチメンタルな旅・冬の旅」を思い出す。