あらすじ
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スパイス調合家、スパイス料理家として活躍する著者が新しい使い方を提案する、スパイス&ハーブ料理の本。
クミンやコリアンダーをはじめとするスパイスの基本的な働きを、香りのグラフなどでわかりやすく解説しながら、各スパイスにあった使い方を考察します。肉、魚、野菜、デザートなどスパイス&ハーブを活用したオリジナルレシピを多数紹介します。
ミックススパイス、スパイスペースト、カレー粉、スパイス&ハーブティーなどスパイス調合家ならではの繊細な配合レシピも満載。今までの料理を変えるヒントになる一冊です。150種以上のスパイス&ハーブを収録し、図鑑としても楽しめる利用価値の高い本です。
感情タグBEST3
Posted by ブクログ
【動機】タイトルに惹かれて
紹介されているレシピのジャンルが多岐に渡り、本を開く度に新しく挑戦したいことが見つかりそう。
スパイスの特徴などを読んでいると、次にどれを試そうか、優先順位がつけやすくなるのもありがたい。
また読みたくなりそうなので★5。
Posted by ブクログ
本書の半分以上が各スパイス・ハーブの詳細な解説と、それら単体を使用した基本的な使い方に当てられている。
基本的な特徴を押さえておくというのは確かに肝要であるが、本書のタイトルにあるように「調合家が提案する新しい使い方とオリジナルレシピ」を謳うのであれば、欲を言えばもう少しオリジナルの割合、特に意外なスパイス・ハーブの組み合わせ例を知りたかった。
スパイスの組み合わせもハーブの組み合わせも、各国各地域では基本的な組み合わせだ。その組み合わせの基本を学べるという意味で価値は高いのだが、そこからの発展は微細で、組み合わせというものが「基本9割」「アレンジ1割」といった具合。
歴史の中でそれなりに風味の組み合わせの黄金パターンは生み出されつくされたと考えるべきか。
映画、小説。マンガ、絵画などの創作作品は新規性が高い方が面白いし、ウケる。○○に似ている、という評価はマイナスである。
一方で、音楽や料理となると、「ベタさ」が人気につながる。どこかで聞いたことがある、食べなじみがある方が売れる。
それが故に、スパイスやハーブの奇抜な組み合わせというのは、「とっ散らかっていて落ち着きどころがない」ように感じてしまうのだろう。