あらすじ
80年代の浅田彰・中沢新一・柄谷行人・蓮實重彦がもたらした知の衝撃、90年代における福田和也・大塚英志・宮台真司の存在感、ゼロ年代を牽引した東浩紀、テン年代と切り結ぶ國分功一郎と千葉雅也―。およそ半世紀にわたるこの国の思想と批評の奔流を一望したベストセラーに、二つの新章を加え更新して文庫化。
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Posted by ブクログ
非常に重要で役に立つ本。
人文系の本を推薦図書として何か1冊選ぶとするならこの本になるでしょう。
無数にある本の海に溺れないためには、知のベースとなる領域・人物・思想が整理された、見晴らしの良いマップが必要となる。そのためのマップとして、これほど最適な本はなかなかないでしょう。
これ1冊で重要な情報がよく纏まっていて、幅広い射程を押さえることができるので、必携で持っておきたい本である。
Posted by ブクログ
途中よく分からなくて斜め読みしたところもあるけどゼロから学ぶにはめっちゃ良い本でした〜
メモをとって読んだ
これを軸にしていろんな本行ったり戻ってきたりして日本の八○年代からの現代までの批評、思想の理解を深めたいって思えた
Posted by ブクログ
80年代→(文庫版化の際に増補されたものを加えると)2020年代までの日本思想を客観的に論じる
敢えて指針が提示されず、ぼくらはどう生きるかを問われる
この本自体としておもしろいというよりかは、思想を立ち上げてきたプレイヤー達を俯瞰的に論じてくれたおかげでこれから自分が読んでいく人たちの〈位置〉が分かるなという