【感想・ネタバレ】まよなかのくしゃみたいかいのレビュー

あらすじ

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土曜日の動物園、えさの時間になっても動物たちは空を見上げてばかりいます。そのうち雨がふってきましたが、動物たちはじっとしたまま動きません。ふしぎに思ったしいくがかりのげんさんは、動物たちを見張ることにしました。真夜中にげんさんが広場に行くと、動物たちが集まっています。すると、「クシュン」と、かわいらしいくしゃみが一つ聞こえてきました。チンパンジーのくしゃみです。そして、司会のヘビが「これより大きなくしゃみがでるかたはいませんか?」とみんなに聞いています。動物たちは真夜中に「くしゃみたいかい」を開いていたのです。だから、大きなくしゃみを出すために、昼間雨にぬれてわざと風邪をひこうとしていたのです。ところが、くしゃみたいかいのはずなのに、鳥たちはきれいな声で歌をうたい、パンダはかくしげいを見せて、ライオンはくしゃみではなくおならをしてしまいます。さて、いちばん大きなくしゃみで優勝するのは?

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Posted by ブクログ

▼荒井良二さんの絵本が好きです。これは小3の娘が本屋で欲しいと言ったので買っちゃったもの。(作は中村翔子さんという方なんですけれどね)

▼動物園の動物たちが、「誰が一番大きなくしゃみをできるか」を競い、競うために雨に打たれて風邪をひく、という、衝撃的な内容。しばし茫然としました。いやこりゃ子供に真似されると困るよなあ・・・。というような大人の考えから遥かに離陸したところに魅力がありますよねえ。

荒井さんの画は安定の魅力。好きです。

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2023年10月21日

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